今日から3日間、私が顧問をしている日中人材交流研修協会の訪中団に同行して、中国の北京を訪問します。総員23名で、一行はその後、西安まで足を延ばします。
7時前に宿舎を発ち、JR成田エクスプレスで成田へ。8時過ぎに全員揃ったところで、結団式。私も一言挨拶し、日中友好の重要性を指摘した上、相手の気持ちを思い遣らなければ民間交流は成り立たないことを強調しました。
国会議員の海外旅行は、例えば、出入国の「代理通関」とか現地での「便宜供与」とか、いろいろ隠れた「特典」があるのが実態です。私も、他の国会議員の皆さんと一緒に行動するときは、敢えて意地を張ることはしないのですが、今回は全くの民間の活動なので、そのようなことは一切ありません。しかし、以前と比べて出国はずいぶんスムーズになっていると思います。
ところが滑走路が大渋滞。10時25分の離陸予定が30分ほど遅れました。このところ海外旅行はビジネスが多かったので、さすがにエコノミーの狭さを実感しました。トイレに立つのも大変でした。
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宿泊先の釣魚台国賓館 |
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事件以降訪れなかった天安門広場 |
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時差1時間で、現地時間の13時半過ぎ、北京空港着。受け入れ団体の中国青年国際人材交流中心の曹長河副主任ら担当者に迎えられ、宿舎の釣魚台国賓館へ。道中も大渋滞で、その上ほこりっぽく、どの車も砂模様です。オリンピックを目指した工事も多く、さらに今年は特に雨が少なく、砂が舞い上がっているようです。そういえば、五輪招致合戦のころの広告は、すっかり姿を消していました。
釣魚台は私も初めてで、格式の高い施設ですからIT環境をちょっと心配したのですが、全く問題ありませんでした。私たちが泊めていただく第17楼は、6ヵ国協議などの国際会議を行う施設だそうです。
16時半から、天安門広場へ出掛けます。その後、人民大会堂で歓迎宴です。(16:19)
17時に天安門広場に着き、1時間ほど、ゆっくりと散策。自転車が激減し、車が激増しました。その上ここは、大型車は乗り入れ規制なのでしょう。広々とした中で、子どもがたこ揚げをしていました。
18時から人民大会堂で、中国側の楊振亞名誉理事長(中国アジアアフリカ発展交流協会名誉会長)、ケ亞軍主任、曹副主任、王才旦部長、于白寧副部長が揃って迎えてくれ、1時間半ほど歓迎夕食会。楊さんは元在東京の中国大使で、私とは老朋友。若き于さんは津田塾大学卒。楊さんと私とが挨拶した後、ケさんの乾杯で開始した宴は、大いに話も弾み、実に楽しいひと時でした。