9月5日(火)　ソフィア（大統領、法相、外相、答礼宴）、ヴェリコ・タルノヴォへ、ワイン、修道院、民家、招宴

パルヴァーノフ大統領と会見

今日は午前中、ソフィアで次々と要人との会見を行いました。まず9時から40分ほど、パルヴァーノフ大統領と会見。今年10月の大統領選を控えた超多忙の日々の中、時間を割いてくれました。EU加盟を成功させることと対日関係では政治や文化の関係に匹敵するように経済の関係を進展させることが大きな課題です。

10時から時間延長で1時間弱、ペトカノフ法相と会見。角田副議長も弁護士で、司法改革の具体的な論点につき意見交換が始まり、私も、法科大学院のことや汚職摘発における検察特捜部の役割などにつき説明しました。

大統領府で ペトカノフ法相と会見

11時から時間延長で1時間弱、カルフィン外相と会見。国連の強化や核廃絶などにも話が及び、両国の関係強化で意見が一致しました。

12時半から1時間半ほど、角田副議長主催の答礼宴を開きました。リュトフィ副議長をはじめ、駐日大使夫人のセンドヴァさん、第18学校の前校長のヴァルチャノヴァさんと現校長のストイチェヴァさんなどがお集まりくださり、昨日の話の延長戦で盛り上がりました。14時過ぎ、別れを惜しみながらバスでヴェリコ・タルノヴォへ。

カルフィン外相と会見 角田副議長主催の答礼宴

予定よりかなり遅れて、17時半から30分、リャスコヴェツ市にあるワイン製造工場を見学。ブルガリアの赤ワインは世界有数なのです。さらに18時過ぎから15分ほど、聖ペトロ・パウロ修道院を見学。12世紀に作られた女子修道院で、年配の修道女が説明してくれました。テラスからは、バルカンの平野が果てしなく広がっていました。19時、コンスタンツェリエヴァ・ハウスを視察。古い民家で、女性の出産が大切にされている様子が伺われました。

ワインの試飲会 民族衣装の子どもたち

テラスで尼さんから説明を 女子修道院の尖塔

19時15分にアルバナシ・パレス・ホテルに到着。かつてジフコフが別荘にしていたといわれるホテルです。20時前から角田副議長主催で、地元の有力者の皆さんをご招待して夕食会。琴欧州さんのご両親にも来ていただき、懇親を深めました。21時半から、音と光のショーを見学。12世紀に当時の首都として設置されたお城のあとに、ブルガリアの歴史を圧縮した見事な光と音のページェントを繰り広げて、圧倒されました。

古い民家のたたずまい 地元の皆さんと夕食会

琴欧州のご両親と 音と光のショー