9月8日(金)　研究者、キュック大臣、セーヌ、帰国へ

今日は9時から1時間、飯村大使公邸をお借りして、3人のアジア研究者の皆さんにお集まりいただき、意見交換会を開きました。仏国際関係研究所アジア・センター所長のゴッドマンさん、同アジア部長のニケさん、同アジア・センター客員研究員のセラさんです。靖国問題がテーマとなり、厳しい見方が続きましたが、日本に対する理解もないわけでもなく、有意義な話し合いとなりました。

10時半から1時間、キュック議会関係担当相と懇談。シラク大統領の側近中の側近の大臣で、政府と議会の関係のあり方につき、突っ込んだ意見交換をしました。来春の大統領選挙を前に、虚々実々のやり取りが続いているようです。

その後、ホテルに戻ってパッキングなど。13時前にチェックアウトし、昼食後はゆっくりセーヌ河畔を散策などで楽しむつもりです。最後は20時発で、約12時間掛けて帰国です。(12：16)

アジア研究者との朝食会 キュック大臣と意見交換

今日は、遂に最終日です。午前中の日程を終わり、中華料理で昼食。15時半から1時間強、セーヌのクルーズを楽しみました。と言っても定員900人の巨大観光船で、さわやかな秋空と秋風の中、世界有数の観光都市の景観を楽しみました。

ホテルの玄関 ルーブル美術館と子ども

ノートルダム寺院 セーヌのクルーズ

自由の女神の原型を、初めて見ました。ニューヨークにフランスが贈ったという話は聞いていたのですが、意外に小さく、驚きました。ちなみにその近辺は、パリでも特に開発が許され、マンハッタンと見まがう風景になっています。

17時から30分ほど、買い物。その後、渋滞の中を空港に直行。19時前に着き、20時に離陸して一路帰国の旅です。(19：35)

自由の女神の原型 エッフェル塔

パリの秋の空 機中からの見た欧州の夕闇