15時半過ぎに質疑を終わり、下田敦子さんらが討論し、採決の結果、与党案が賛成多数で可決と決まりました。与党案は、金額は5万円以上、対象は資金管理団体だけで、金額は1万円超、対象は政党以外の政治団体とする民主党案と比較すると、やはり与党案はざる法と言うべきです。
16時半から民主党本部で、鉢呂吉雄さんと意見交換。17時から、議員総会。延長国会はまだ来週もあるのに、今日明日が最終盤の緊迫となりそうです。その後、デスクワークをしているところに連絡が入り、18時半から、厚生労働委員会を傍聴。社会保険庁改革法案と年金時効特例法案につき、浅尾さんと足立信也さんが鋭い質問を繰り広げ、政府側はろくな答弁が出来ません。ところが今日の質疑が終了したとたん、委員長が何か言い始めました。委員らが駆け寄り問い詰めましたが、委員長はかまわず発言を続け、与党席の委員が手を挙げたり下げたりしていました。採決というわけです。
19時から、議員総会。明日は長くなりそうだというだけで、散会となりました。良識の府として比較的静穏に審議を続けてきた参議院ですが、先週のイラク特措法改正案と教育3法案の強行採決に続いて、最終盤では遂に与党の数の暴走が始まりました。