今日は10時に議員会館に出て、夕方まで、デスクワークや来客応対、スタッフとの打合せなど。11時半から、地元からの来客があり、昼食を一緒にしながら13時まで、意見交換しました。
国会内の議長室と議員会館内の自室とに、自民党の新役員や改造内閣の新閣僚、退任者らが挨拶に来られました。新国対委員長の大島理森さん、前法相の長勢甚遠さん、新環境相の鴨下一郎さん、新農水相の遠藤武彦さん、経済財政担当を続投の大田弘子さんらです。
宮澤喜一元首相にまつわる逸話として、私の父が参議院本会議で演壇から、新参議院議員の宮澤さんに、「そこにいる宮澤君などは、社会党に来たほうが良い」と呼びかけたというものがあります。気になったので調べると、1956(昭和31)年6月1日の官報号外に、ありました。第24回国会の本会議の会議録で、かなり荒れたらしく、私の父が参議院事務総長不信任決議案提出者を代表して提案理由を説明し、質疑応答で、羽仁五郎さんに続く木村禧八郎さんへの答弁の中で、宮澤さんの名前を3回も挙げ、なぜ自民党の中に平然とおられるのかわらないと述べています。顛末は、松野鶴平議長に何度も発言中止を求められ、最後に、議長が「江田君の降壇の執行を衛視に命じます」と発言し、議場騒然、聴取不能、議長退席となっています。若いころの父の「雄姿」です。
18時過ぎから2時間半ほど、上京中の妻と、日本の現代政治についての英国の若手研究者、サラ・ハイドさんを呼んで夕食を食べました。岡山大学で野党の研究をした後、英国で教鞭を取っており、今夏に短期間、来日したのです。