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笹野・新庄村長ら |
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今日は、8時に自宅を出て、首長まわりに出掛けました。高速道を一路蒜山インターまで走り、10時半前から新庄村役場で、笹野寛村長が待っていたとばかりに、地域の実情や要望を話してくれました。「人口1000人ほどで、明治以来の村制を守り続けています。元気一杯で、西欧での取り組みを範とした『日本で最も美しい村』連合の30町村の一つに選ばれ、今秋には著名な文化人が集まって合宿で議論をする『日本再発見塾』を開きます。」しかし、過疎地域の衰退はひどく、郵便局の再建、JA窓口の復活、地方財政の復元を強く求められました。「合併を強制しないで欲しい」という訴えは、胸に響きました。その後、郵便局に案内してくれました。
11時半から、真庭市の井手紘一郎市長に会い、懇談。「合併当時と比べると、財政事情はずいぶん改善され、人員もスリムになりました。特色ある取り組みとして、木材を超微粉砕して得られるバイオマスのエタノールとプラスティックに取り組んでおり、自動車の軽量化の可能性が見えてきました。また、厚労省の発表で、合計特殊出生率が2.1で全国第5位となりました。上位の4自治体はすべて離島です。子育て支援に重点を置き、中学卒まで医療費無料化を実現しています。」