6月12日(日)　能「三井寺」

今日は、午前中は宿舎でゆっくり。　12時半に妻と共に出て、新宿区の矢来能楽堂へ。13時から4時間強、観世九皐会の六月定例会を鑑賞しました。実は私たちの娘の二男が、「三井寺」の子方の千満丸を演じるので、小学2年生の「快挙」とあって、両親や両方の祖父母をはじめ近親や友人たちが応援に駆けつけたのです。

1時間半ほどの舞台のほとんどは、彼はじっと座っているだけですが、最後に結構長いせりふがあって、正気に戻った女性と感激的母子の出会いがあり、二人で故郷に戻っていくので、やはりシテの中所宜夫さんと共に立派な主役です。途中でしびれがきれるのではないかと心配しましたが、見事にやり遂げました。

その他の演目は、狂言の「文蔵」と仕舞、それに能の「阿漕」で、最後まで楽しみました。

矢来能楽堂の舞台 三井寺−子方と

同−子役の応援団 同−子役と応援団