江田五月活動日誌 2012年10月 >>日程表 ホーム総目次10月目次前へ次へ

10月21日(日) 議事堂見学、運河、トロント経由ケベックへ、IPU開会式、レセプション

 今日は、9時にホテルロビーに集合。歴史のある格式の高いホテルで、木材がふんだんに使われています。 私には東京から参議院の清水課長が同行していますが、 現地では石川大使も終始同行してくれました。

オタワのホテルで

 9時半にホテルを出て、若干の市内観光。9時半から1時間ほど、国会議事堂を見学しました。20世紀初頭に、図書館以外が焼失し、その後に再建されましたが、ヨーロッパのゴチック様式を取り入れた趣のある建物で、尖塔は時計台となっています。まず、正面広場で案内の女性と落ち合い、下院へ。英国の庶民院と色調まで同じで、やはり英連邦なのだと思いました。次いで上院へ。こちらも同様で、総督ご夫妻の椅子が正面に設置されて玉座のように異彩を放っていました。尖塔に上ると、オタワ一円が展望できました。晩秋の紅葉の残りが、彩りを添えていました。庭に出ると、女性の人権獲得を記念する5人の女性活動家のブロンズ像があり、「Women are persons.」という文書を誇らしげに掲げていました。最後に、周辺の運河に作られた船を往来させる階段状の施設を見学しました。

議事堂 - 遠景
同 - 正面
同 - 内部
同 - 上院
同 - 広間
同 - 尖塔から
 
同 - 女性の人権像
運河階段
 

 続いて、オタワ空港へ。11時半前に乗り込み、12時に離陸。およそ45分ほどの飛行で、トロント空港着。乗り換えて、久しぶりのプロペラ機でさらに1時間半ほどの飛行で、ケベック空港着。ただ今、ホテルにチェックインしたところです。これから、列国議会同盟の第127回会議の開会式です。

トロント空港
(22日5:16)
 17時前にホテルを発ッて、1時間ほど、ケベックシティーの旧市街を散歩しました。私たちの宿泊するホテルは断崖の上にあり、息を弾ませながら急な階段を下ると、由緒ありそうな古いお土産屋さんが所狭しと並んでおり、その先はセント・ローレンス川で、船が往来していました。この地域は、フランスが先に移住したのをイギリスが追撃して制圧し、そのため今でもフランス語の人々が屈辱を忘れまいと、公用語をフランス語にしています。
宿泊のホテル
旧市街

 18時過ぎに再びホテルを発って、18時半から列国議会同盟(Inter-Parliamentary Union)の第127回会議の開会式に出席しました。長い歴史を誇る子ども合唱団の歌声に迎えられて集合が終わると、先住民代表、カナダ議会代表、国連事務総長代理、カナダ総督らの基調演説があり、19 時からはケベック州を発祥地とするシルク・ド・ソレイユの演技で会場を沸かせました。19時過ぎから、参加者のレセプションとなりました。

開会式 - 合唱団
同 - 全景
同 - 日本議員団
 
同 - シルク・ド・ソレイユ
同 - レセプション
 

 20時前から、日本代表団と議会スタッフに石川大使、新井総領事も加わっていただき、夕食懇談会を開き、懇親の実を上げました。

夕食会

(22日 12:55)


2012年10月21日(日)

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