江田五月活動日誌 2013年11月 >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ

11月26日(火) 政審勉強会、法務委、ファックス、環瀬戸内海、秘密法案可決

 今日は、特定秘密保護法案の衆議院採決が予想され、国会は朝から緊迫感が漂う中、8時半から1時間弱、民主党・新緑風会政策審議会の勉強会に出席し、同法案につき、学習院大学の櫻井敬子教授の講演を聞いて若干の質疑応答をしました。公務員法制上は「分担管理原則」に省庁横断的なルールを、また情報法制上は情報の重要度に応じた階層化を、それぞれ導入しようとする意義を有するという趣旨で、総じて評価するご意見でした。私は最後に、仮にその意義を認めても、その方向での制度改革の最初の一歩が秘密情報の保護強化というのは、順序としてどうかと質しました。民主党の情報公開法改正の提案は正しいという答えでした。

政審勉強会 - 櫻井教授

 10時から2時間強、法務委員会に出席しました。裁判官についても公務員と同様の「配偶者同行休業制度」を創設しようという法案の質疑で、前川清成さんらが質疑をし、挙手採決で、全会一致で可決と決定しました。最後に、内閣提出の民法改正案につき谷垣法相から、民主党など法務委員会に委員を有するすべての野党と無所属の糸数慶子さん提出の戸籍法改正案につき提出者を代表して小川敏夫理事から、それぞれ趣旨説明を聞きました。その後、遅れて12時15分から30分ほど、国のかたち研究会に出席し、緊迫した国会情勢につき意見交換しました。

法務委員会 - 採決
同 - 民法改正案等

 午後は会館事務所で、デスクワークや来客応対。特定秘密保護法案に反対するファックスが、地元から大量に送られてきたので目を通しました。自筆でご意見を記入しているものが多く、貴重だと思いますが、すべてに返事を書く余裕はないので、個人的な事項を書き添えてあるものに限り返事を書きました。

 15時から1時間弱、環瀬戸内海会議代表の阿部悦子愛媛県議、同事務局長の松本宣崇さんらが来られ、瀬戸内海の環境破壊の防止と回復のための取り組みにつき要望を聞き、意見交換しました。国会請願や法改正を目指しています。その後も、衆議院の動きを注視していましたが、18時に会館事務所を出た直後に本会議日程が決まり、議員宿舎のテレビのテロップで本会議可決を知りました。舞台は参議院に移りました。

瀬戸内海の要望

2013年11月26日(火)

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