江田五月活動日誌 2014年3月 >>日程表 ホーム総目次3月目次前へ次へ

3月20日(木) 予算委、国交、文化庁、江崎さんら、環境、諮問委、法務等、総会、本会議、野外集会

 今日は、9時過ぎに会館事務所に入り、直ちに予算委員会室に行き、小川敏夫さんの質疑を傍聴しました。さすがに法律家で、NHK理事の辞表預り問題についての籾井会長に対する追及は、答弁の矛盾を鋭く突き、聞き応えがありました。NHKの現場で働く皆さんも、困っていると思います。

予算委 - 傍聴
同 - 籾井会長

 その後、会館事務所に戻り、来客応対やデスクワーク。10時から国交省担当者から、10時半から文化庁の河村次長から、それぞれ30分弱にわたって提出法案につき説明を聞きました。11時から、最高裁担当者と打ち合わせ。11時半前に江崎孝さんと藤田幸久さんが来られ、訪米につき協議しました。現在、日本から米国には、「失望」させた安倍首相の靖国参拝など偏ったメッセージばかりが発信されているようですが、これと異なる正しい日本像を伝えるため、なるべく早く訪米することが必要だということになりました。

江崎さんと藤田さん

 13時から、環境省担当者から同省提出法案につき説明を聞き、14時過ぎから短時間、来客応対。その後に出掛け、15時から30分間、日中友好会館で、文化事業部諮問委員会に出席し、冒頭に会長として挨拶しました。貴重なご意見を伺うのですが、事業報告の途中で、時間切れで中座して国会に戻りました。16時前に、訪米のためのビザ用写真撮影。16時から30分強、まず法務・内閣特別(少子化・男女共同参画)部門合同会議に出席し、階さんの司会で、小川敏夫さんと神本美恵子さんの短い挨拶の後、児童ポルノ禁止法改正につき協議し、改正案の各党協議に臨む態度を決定しました。次いで法務部門会議となり、衆参理事報告の後、ガーナのスラジュさん送還死亡事件の原告勝訴判決につき支援者から報告を聞きました。

文化事業諮問委員会
ビザ用写真
法務部門等合同会議

 16時半過ぎに若干遅れて、議員総会に出席。一連の議事が終わった後に発言を求め、「今日の安倍首相の予算委答弁によると、用意している国家安全保障基本法案には集団的自衛権の規定があり、これをそのまま立法すると『違憲立法』となるので、まず閣議決定で集団的自衛権の行使に関する憲法解釈変更を行う必要があるとのことです。安倍首相が憲法原則の改正を意識していることは明らかです。しかし憲法96条は、国会にだけ改憲の発議を認め、内閣には認めていません。この憲法の規定を尊重するなら、いかに条文改正ではないとしても、まず内閣の態度決定に先立ち、国会がこの点に関する十分な審議を行わなければなりません。」と、今後の取り組みにつき要望しました。

議員総会で発言

 17時から1時間半弱、本会議。来年度予算につき、まず予算委員長から報告を聞き、牧山ひろえさんが10分間、切れの良い反対討論をし、さらに3人の討論があって、記名投票の結果、136対102で可決、成立となりました。次に藤本国交委員長から、いずれも委員長提出の水資源基本法案と雨水利用推進法案につき趣旨説明を聞き、一括して238対0で可決して衆議院に送付し、続いて所得税法等改正案と地方法人税法案につき財金委員長の説明を聞き、安井美沙子さんの反対討論があって、前者を148対88で、後者を144対94で、いずれも可決、成立とし、最後に地方税法等改正案等につき総務委員長の報告を聞き、江崎孝さんの反対討論があって、143対94で可決、成立としました。

 18時半過ぎに会館事務所に戻り、若干のデスクワークの後に、19時前に出て、日比谷野外音楽堂に駆けつけました。冷たい雨の降る中でしたが、「戦争をさせない1000人委員会」の出発集会は傘とビニール河童で満席となっており、落合恵子さんが話し終わったところで、佐高信さんの前に私が登壇し、紹介を受けて議員総会で述べたことを話して一言挨拶とし、中座して東京駅へ。夕食を掻き込み、20時過ぎの新幹線で、帰岡。

戦争をさせない1000人委員会 - 全景
同 - 参加者
同 - 一言挨拶

2014年3月20日(木)

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