江田五月活動日誌 2014年7月 | >>日程表 | ホーム/総目次/7月目次/前へ|次へ |
今日は、9時半に自宅を出て、2つの国立ハンセン病療養所がある瀬戸内海の長島に行きました。10時過ぎに着き、長島愛生園内を一回りすると、木陰にひっそりと建っている歌碑の一つに沖縄のものがありました。小さな孤島のほとりのキリスト教会では、大島牧師が庭掃除の最中でした。単立曙教会といい、プロテスタントの各流派の信者さんがいるので、この教会だけで独立で運営しているそうです。
長島愛生園 - 沖縄の歌碑 同 - 孤島
同 - 大島牧師ら10時半前に入所者自治会に着き、1時間ほど、中尾伸治会長をはじめ入所者の皆さんと懇談し、要望を伺いました。現在では入所者はずいぶん減って237人、平均年齢は83.7歳となりました。職員の定員確保が政治的な課題ですが、実際には欠員が多く、募集に苦労しています。次に、藤田園長と長島事務部長から施設整備に関する要望を聞き、12時からみんなで昼食懇談。さらに園内放送で皆さんに挨拶をし、記念写真を撮ってお別れした後に、旧園長官舎を拝見。昔の建物で洋館建ての玄関と応接間はなかなか立派でした。
同 - 懇談 同 - 園内放送
同 - 記念写真 同 - 園長官舎その後、13時から1時間弱、邑久光明園を訪ね、屋会長らと懇談し、要望を伺いました。入所者は145人で、平均年齢は84.4歳。畑野前園長も顔を見せてくれました。最後に、園内放送での挨拶もしました。帰路、本土と離島を繋ぐ「人間回復の橋」、邑久長島大橋を見て、架橋運動のことを思い出し、虫明地区の牡蠣小屋から港までまわって見ました。
邑久光明園 - 懇談 同 - 園内放送
邑久
長島大橋
虫明漁港15時ころから短時間、日赤岡山病院に新設された緩和ケア病棟に入院中の若い友人を見舞いました。入院患者と家族らとの懇談のスペースに飾られた七夕の飾り付けが印象的でした。15時半前から事務所で、岡山県建設労働組合の山下正勝副委員長から、建設国保支援などの要請を受け、懇談しました。建設現場で働く若年の熟練労働者が少なくなっており、保険制度の整備と充実は喫緊の課題です。その後、さらにスタッフと打ち合わせ。
山下副委員長夜は、遅れて帰岡した妻とともに、「自宅」で外食。満足しました。