江田五月活動日誌 2014年7月 >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ

7月13日(日) 東京賢治シュタイナー学校発表会(生君ら)、懇談会、義姉、三日月知事へ

 今日は、8時半前に妻とともに議員宿舎を発ち、JR中央線で四谷から国分寺に行き、さらにタクシーで学校法人荒畑学園なおび幼稚園まで走り、同園のホールを借りて行われた「東京賢治シュタイナー学校」の「高等部公開卒業研究論文発表会」に出席しました。通常の高校3年生で、発表会は昨日と今日の2日間で行われ、昨日は「マリー・アントワネットの二面性」、「様々なビオトープ」、「『食べる』ということ」、「なぜ人は依存するのか?」、「気質」と「『ロックンロール』の中に生きる力」という6発表があり、今日は5発表の一つに娘の長男の松浦生君が発表をします。

東京賢治シュタイナー学校発表会 - 会場に
同 - 生君の発表
同 - 発表中の生君
同 - 生君と

 9時半から10時45分まで、まず生君の「現代版里山コミュニティーの実現」という発表と質疑応答が行われました。発表は55分もの大作で、自分が幼少のころから自然の中で遊ぶのが大好きで自然保護や環境問題に関心があり、その延長で里山を卒論のテーマに選んだことから始まり、自然と人間の繋がり、人間同士のつながりの自然性、個と社会、生物多様性の重要性、現代と里山などを考察した後、具体的な取り組みとしての「食べられる駅」構想やその担い手としてのボランティア活動の提案へと進め、最後は里山の道の映像をバックに困難があっても登って行けばその先に「わくわく感」があると締め括り、質疑にもしっかりと応答し、なかなか立派でした。次は女子生徒の「性」で、生殖から性衝動まで高校3年生として大変に重い課題に取り組み、ギターを弾きながら素敵な歌声を響かせて締め括りました。そこで12時過ぎになり、昼食休憩。なおび幼稚園には、素晴らしい中庭があり、子どもたちが裸足で芝生を走り回るそうです。

同 - なおび幼稚園

 午後はまず14時から1時間強、男子生徒の「尖閣諸島問題と日中関係」となりました。彼は私のところにこのテーマにつき話しを聞きに来たことがあったのですが、長島昭久さんにも話を聞いたそうで、長島さんも発表を聞きに来ました。歴史の概観から始まり、この問題の解決に当たってのアメリカやアセアンとの外交関係の重要性や国際司法裁判所のかかわりなど、多角的な考察が出来ました。質疑応答では、私と長島さんにも問いが振られ、政治観にまで話が及びました。休憩を挟んで15時20分から1時間ほど、女子生徒の「日本とヨーロッパのケーキについて」で美味しい手作りケーキ片を配ってくれ、16時半から1時間強、男子生徒の「なぜ人間は踊るのか?〜現代のアイドルグループダンス〜」で最後は自分でダンスを実演して締め括りました。最後に私も含めて何人かが感想を述べ、会場中が大きな感動と共感に包まれて閉会となりました。その後、18時過ぎから発表者と父兄らとの懇談会があり、19時前に中座しました。

同 - 男子生徒、長島さんと
同 - 懇談会

 19時半ころ、八王子駅で妻の姉と落ち合い、3人で夕食。さらに義姉の新しいマンションを拝見。22時前にやっと、議員宿舎に帰着。22時半過ぎに、滋賀県知事選で三日月大造候補の当選確実の一報が入りました。大激戦を制したころを、政治の潮目の変わり目に繋げなければなりません。


2014年7月13日(日)

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