江田五月活動日誌 2015年6月 >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ

6月30日(火) 日弁連(少年法、外国人)、議連(クオータ制等、国際人権、脳脊髄液)、社労士

 今日は、10時半過ぎに会館事務所に入り、来客応対をしました。まず11時から30分間、日弁連の斎藤義房弁護士らが来られ、少年法改正問題につき日弁連の意見を聞き意見交換しました。選挙権年齢の18歳への引き下げの際には、少年法の適用についても調整をしましたが、成年年齢の18歳への引き下げの議論に伴い、少年法をどうするかが再び議論となります。刑事法の適用につき、刑事責任年齢に達してから保護処分の可能性のない完全な成人に至るまでの間に、現在でも23歳まで少年院で保護処分を継続する制度があり、段階的な措置があってしかるべきだと思います。

斎藤弁護士らon少年法

 11時半から30分強、日弁連の渡辺彰悟弁護士らが来られ、外国人技能実習制度と入管法罰則強化につき日弁連の意見を聞き意見交換しました。外国人の日本での労働現場には、様々な問題が存在し、その改善の方が先決なのに、この現実に目をつぶって制度の体裁だけ繕うことがあってはなりません。

渡辺弁護士らon外国人労働者等

 午後は、議連出席が続きました。14時から1時間、超党派の「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」の役員会に出席しました。会長は中川正春さん、幹事長は野田聖子さん、事務局長は行田邦子さんで、私は顧問です。次回勉強会の段取りや院内集会を議連として後援することを決定した後、クオータ制の法制化に関するワーキングチームからの中間報告を聞いて意見交換しました。

女性参画推進議連 - 全景
同 - 発言

 15時過ぎから1時間、アムネスティ議員連盟の国際人権セミナーに出席しました。尾辻会長の挨拶の途中で入り、私も顧問として一言挨拶し、国連難民高等弁務官事務所のマイケル・リンデンバウアー駐日本代表にシリア難民につき、さらにビジネス・人権資料センターの高橋宗瑠日本代表にパレスチナ問題につき、それぞれ講演していただき、アムネスティ日本の若林秀樹事務局長がアムネスティの活動を紹介して、出席者で意見交換しました。

アムネスティ議連 - 全景
同 - 発言

 16時過ぎから1時間、民主党の「脳背髄液減少症を考える議員連盟」総会に出席しました。山王病院脳神経外科の高橋浩一医師の「脳脊髄液減少症についてー現状と保険適用非認定の弊害」と題した講演を聞きました。ブラッドパッチ療法についてのパワーポイントによる詳細な説明で、質疑応答もしました。ごく最近に先進医療に指定されたことにより、この療法自体は保険非適用ですが、この療法部分を除外したその他の医療行為は保険適用という混合診療体制となっています。それでも弊害が多く、少なくとも典型事例については、一日も早く保険適用とすべきだと思います。

脳脊髄液減少症議連 - 全景
同 - 発言

 17時半から30分ほど、全国社会保険労務士会連合会と同政治連盟の総会・大会に続く懇親会に出席しました。大西連合会会長の挨拶に続いて堀谷政連会長の音頭で乾杯して懇親となり、私も一言、来賓挨拶をしました。岡山会の広瀬前会長、林新会長とも挨拶し、犬養木堂会の代表世話人を務めていただいている金綱久夫さんとも言葉を交わしました。昨年のこの時期は、法改正が滞ってご心配をかけていましたが、昨秋の臨時国会で、まず継続審議とした参議院で全会一致で可決し、衆議院でも全会一致で可決して、成立しました。挨拶で、改正法をしっかり活動に活かしていくように期待を述べました。

社労士懇親会 - 挨拶
同 - 岡山会の皆さん

2015年6月30日(火)

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