江田五月活動日誌 2015年7月 >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ

7月1日(水) 総会、本会議、合同会議、国際母子議連、遠藤大臣、法曹養成、中国企業家、最高裁、中国母子保健

 今日は、9時過ぎに会館事務所に入り、9時半から議員総会に出席しました。まず郡司彰議員会長が挨拶し、「懲らしめるべきは驕る自民党だ!」と延長国会での厳しい議論を求めました。岡田克也代表も出席して挨拶し、「安保法制審議はまだ序盤だ!」と、審議終結を牽制しました。羽田雄一郎幹事長が、参議院の定数格差是正につき、早急に成案を得るよう全力を上げる決意を示しました。

議員総会

 10時から50分間、本会議に出席しました。まず平成25年度決算につき委員長の報告を聞き、安井美沙子さんの警告決議と無償貸付に賛成、その他に反対の討論等を聞き、6回に分けて採決し、警告決議は233対0の全会一致で決定し、ほか5件はいずれも賛成多数で是認と決定しました。民主党は安井さんの討論のとおりの賛否でした。警告決議につき、安倍首相の所信表明があった後、法案採決に入り、火山対策特措法改正案につき災害対策特別委員長の報告を聞いて230対1で、放医研法改正案につき文科委員長の報告を聞いて216対17で、最後に建築物エネルギー法につき広田国交委員長の報告を聞いて233対0の全会一致で、いずれも可決、成立としました。

 12時から30分ほど、国対・筆頭理事合同会議に出席して、国会全体の動きにつき情報を共有しました。私は、懲罰委員会の理事なのです。その後、「国際母子栄養改善議員連盟」の設立総会に駆けつけましたが、ちょうど終わったところで、日本栄養士連盟の加藤廣子会長、親子面会交流全国ネットの鈴木裕子さんらと言葉を交わしました。

国際母子栄養議連で

 13時からは、会館事務所でデスクワーク、電話連絡や同僚議員との打ち合わせ。13時半ころ、新たに東京オリンピック・パラリンピック大臣に就任された遠藤利明さんが挨拶に来られました。遠藤さんが日本新党、私が社民連の時代以来の長いお付きあいです。

遠藤オリ・パラ大臣

 14時前から30分ほど、法務省担当者が来て、昨日法曹養成制度改革推進会議が決定した「法曹養成制度改革の更なる推進について」の説明を聞きました。活動領域拡大、法曹人口、法科大学院改革、予備試験、司法試験、司法修習と今後のフォローアップがテーマです。特に法科大学院については、各大学院がそれぞれ司法試験に累積で概ね7割以上合格できるように、教育の充実を目指すこととし、組織見直し、教育の質の向上と経済的・時間的負担軽減を行うことが打ち出され、実行が伴うかどうかが問われます。

 15時半から30分、中国企業家日本研修団の皆さんが30人ほど議員会館に来られ、面談しました。この100年ほどの日中関係を振り返り、日中友好の大切さを強調した話をし、質問を受け付けると、1980年代の日中関係の良好さの理由を訊ねられたので、改革開放政策などに触れた説明をしました。その後に記念品をいただき、集合写真を撮ると、さらに皆さんがツーショットも求め、かれこれ15分ほどかかりました。

中国企業家研修団 - 挨拶
同 - 集合写真

 17時ころ、最高裁判所事務総局の新旧経理局長が、ご挨拶に来られました。旧局長は甲府に填補で、新局長はかつて司法制度改革審議会から推進本部の当時に、事務局長だった山崎潮さんの下で働いていたそうで、昔話をしました。改革に道筋を付けた後、山崎さんは逝されました。私とは、裁判官当時から仲良くしていた後輩でした。

最高裁経理局長交代

 17時半に出て、18時から2時間強、JENESYS2.0の中国母子保健代表団の歓送報告会に出席しました。中国国家衛生・計画生育委員会の婦女児童健康服務司の王巧梅副司長を団長とする32人の訪日団で、日本の母子手帳を軸とする妊娠出産から乳幼児の健康生育支援体制を勉強しました。冒頭に私が主催の日中友好会館会長として挨拶し、王団長の挨拶の後、中国大使館の孟素萍一等書記官の音頭で乾杯をして懇談となり、参加者代表による成果発表もありました。明日が帰国ですが、公務員が多く中国側の規則で海外旅行は総日程が5日以内というので、愛育病院訪問、横浜市の福祉保健センター訪問、高崎市保健所訪問などの合間に和風旅館体験も挟み、大急ぎの研修旅行でした。

中国母子保健代表団歓送会 - 挨拶
同 - 王団長と
同 - 懇談1
同 - 懇談2

2015年7月1日(水)

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