江田五月活動日誌 2016年6月 | >>日程表 | ホーム/総目次/6月目次/前へ|次へ |
今日は、東京での身辺雑務の処理も、いよいよ大詰めです。さすがに3日後は参院選の公示日なので、ちょっと慌てています。後一両日で終わればよいのですが。
ところで、東京都知事選の候補者選びが注目を浴びています。私もかなり以前に、立候補の要請を受けたことがあります。しかし私としては、自分にとっての自治体はあくまで岡山県と県内の基礎自治体であり、東京都の行政について特別に考えたことがないと、要請を断りました。そういえば、私の父も60年代にそのようなことがありました。
美濃部都政時代に全国で、長洲一二神奈川県知事とか飛鳥田一雄横浜市長とか、そのほかにも革新自治体が多く誕生し、地方から中央へという流れで日本の改革を図ろうという戦略が提起されました。そのこと自体は、シビル・ミニマムなど新しい発想を生み、有意義でしたが、日本の中央集権構造を地域主権に変革するには、やはり本丸である中央政府の改革が無ければ、展望が見えてこないのです。
私としては、この点を指摘した蓮舫さんの論旨は一貫していると思います。もちろん、彼女が「清水の舞台から飛び降りる」決断をするなら、それに異存は有りません。蓮舫さんの場合は、22日までしか時間の余裕はありませんが、そのほかの人ならまだ時間は有ります。最善の候補者を見付けなければなりません。