ハンセン病訴訟の最終和解合意について(談話)
ハンセン病問題の最終解決を進める国会議員懇談会
会 長 江 田 五 月
- 12月25日の厚生労働省と統一交渉団との合意に基づき、本日、熊本地裁において、遺族原告と非入所者についても、和解による解決の合意がなされた。これにより、ハンセン病国家賠償訴訟は、事実上和解による最終解決となった。議員懇談会は、これを高く評価し、歓迎する。
- 原告団、弁護団及び全療協の皆さんの粘り強い御努力に敬意を表し、政府全体を説得し切った坂口
厚生労働相の御努力に感謝する。
- これにより、ハンセン病問題の最終解決は大きな山を越えた。この際さらに、先の確認事項が全ての点で着実に実行され、来春には、ハンセン病問題の最終解決の時を迎えることが出来るよう、関係者の一層の御努力を期待し、議員懇談会は、その責任を果たすことを誓う。
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