2004年7月17日 RSK-TVの国会報告

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国会報告です。参議院選挙の間お休みにしていましたが今週から放送を再開します。今日は民主党の江田五月さん、聞き手は近藤キャスターです。


RSK国会報告

江田さんこんばんは。

こんばんは、お久しぶりです。

一週間、選挙から間もなく経とうとしていますが、いかがですか、だいぶ落ち着かれて…。

いや、まだ声はガラガラですし、足もまだ引きずりが治っていませんしね、やはり大変な選挙でした。

振り返っていかがですか。何度か、以前の知事選以上に厳しいとおっしゃってましたけれども。

結果は49万8515票で、15万票差という大勝になっているのですけれども、途中経過は本当にもうヒヤヒヤでね。最後の向こうの巻き返しもすごくて、本当に大変な選挙だったですね。

だいぶ早い段階で、今回の選挙は勝てるなという…。

いやいや。もう投票日も、本当にもう投票箱が閉まって、さあいざ開票という時に、「当確早いですよ」と言われて、こちらが慌てたようなことでしてね。今回は、ご承知のように僕の方は、選挙の基礎体力という点では、向こうにはるかに劣っているんですよ。だから上から下へ号令で票を集めるっていうんじゃなくて。

組織とか、そういうことですね。

本当に普通の、一般の有権者の人が、自分のことのように思って、一所懸命選挙運動に、まさに勝手連で参加をしてくれていました。ですから、誰にお礼を言っていいかわからない。昨日もね、ビアガーデンに行ったら、もう身動き取れないくらいの皆さんが、「おめでとう、おめでとう」って言われるんです。知らない人達ですよ。ですから、お礼の言いようがないので、この場を借りて皆さんにお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

今回の選挙の争点というのは、前国会の様々な、年金問題など、どのあたりに一番感じられましたか。

やはり、年金が一番大きかったですね。それは、年金の制度をそのままにして、しかも例の年金の積立金の使い道も全然メスを入れずに、ただ数字のつじつま合わせだけする、それもつじつまが合ってない。いざ強行採決で成立をさせて、その後で例の出生率の1.29なんてのが出てきた。しかも、法律が間違っていたなんて…。処分が出るなんてもう無茶苦茶ですよ。

だから、これはやっぱり私どもの言うとおり、あれは一遍なしにして、そして年金の制度改革を根本からやり直しをするということをしなきゃいけないと思いますね。

前の国会を受け、あるいはこの選挙を受け、30日から臨時国会と決まりましたが…。

数の力で逃げ切ろうと相手はしていたんですが、どうやら国民世論がそれは許さんということでね。5日間程度で全く形式的な国会と言っていたのが、最新のニュースだと2週間とかやるという話です。岡田代表がアメリカに行くというのも、したがって影響は何もなしで、ちゃんとした議論をしなきゃいけません。

これは私どもは、やはり一元化ということで、それから年金の財源はどうするかということも含めて、与党の方に与党の考え方を出せと、我々はちゃんと言っているのだから、その上でテーブルについてちゃんとやりましょうと。年金改革というのは、一方的にどこかの政党だけでできるものではないですから、議論をちゃんとしなきゃいけない。いずれにしても、今の出来上がった年金法が10月から施行される事だけは防がなければいかんと思います。

その議論がたちまち始まるという…(そうです、大変です)。これから先の6年間のご活躍をお祈りしています、ありがとうございました。


2004年7月17日 RSK-TVの国会報告

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