○今週は江田さんにお出でいただいています。こんばんは。 (こんばんは。)
○今日は江田さんのいらっしゃる民主党岡山県連の定期大会が開かれました。江田さんは、その岡山県連においての…、あるいは今、姫井議員の問題もありますけれど、それを含めてまず…。
議長になって参議院の中では会派の離脱といって、中立公平という立場に立っています。したがって、国会の外でも政党活動はやはり自粛をしていかなきゃならんというので、今日の大会で、私は今まで常任顧問だったのが顧問ということになりました。顧問というのは、要するに口出しをしない。若い皆さん、たしかに不安はあるけども、まあ、若い人で頑張らなきゃいけない時代だから頑張って下さいと、そういう「かたち」にした。
そして姫井さんの問題については、これはいろいろご心配かけていますが、先日、岡山県連の常任幹事会で、これだけいろんな心配かけているのにマスコミの皆さんにちゃんと説明しない、そして、有権者と民主党との信頼関係にいろんな陰りが来るようなことでは困る、というので「厳重注意」という、これを口頭で伝えたと聞いておりまして。まあ、そういう「かたち」で一応のケジメをつけて、あとは姫井さん自身が国会での活動とか、あるいはいろんな説明とか、きっちりやっていかれるように期待している、ということです。心配していますが、それ以上口出しするわけにはいきません。
○江田さんご自身は参議院議長という立場で、この3ヵ月ぐらいになりますか、いろいろな動きのある中での議長でしたね。
ええ、参議院選挙が終わってすぐの臨時国会と、あと今度は9月からの臨時国会、二つの国会をやってね、いろんな事をフルコースで経験してきた。
前の安倍首相が所信表明をやって、そしてすぐ辞めてしまいましたよね。あの所信表明の時に、実は、来年の洞爺湖サミットのことを彼は言い忘れたのですよ。来年はもう総理大臣やらないつもりなのか、と皆で言っていたら、本当にすぐ辞めるというのです。所信表明をして、それに対する国会議員の質問を受けて立たないうちに辞めるというのですから、これはやっぱり、国会と内閣という関係でいえば、国会としてはそんなことは許せないことですよ、病気だといえどもね。こういう批判をいたしました。
で、そのあとすぐ今度は総理大臣の選挙。これもそう滅多にあることではないのだけども、やって、しかも参議院では決選投票までやって、小沢さんが総理大臣に指名されるという。まあフルコースを全部体験していましてね、なかなか大変です。
○江田さんが参議院議長に就かれた時にもおっしゃっていましたが、お父様の政治姿勢というのが江田さんの根本にはある。今年は記念すべき年に…。
そう、亡くなってちょうど30年、たまたま、生誕100年という事になって、「政治家の人間力」という本を、皆がいろんな事を書いて、それをちゃんと編集してまとめた本なのですが、出しました。東京では記念の集会もやり、また岡山でも12月に、ちょっとそんな関係でイベントをやろうとしています。
まあとにかく、父のことを考えてみてね、政権交代可能な体制を作ろうという、ぎりぎりまで来ていまして。たとえば被災者生活再建支援法、これなんかも野党のわれわれが、…私は今無所属ですが、野党が言っていたことがあっという間に法律に成るとか、あるいはまた、同意人事で56年ぶりに否決が出るとか、いろんなことが今、動いて来ていますよね。
○それからテロ対策…もあります。
はい。テロ特のこともあるし、証人喚問でもね、私はちょっと心配しましたが全員の参加で、ああいうようなすごい発言も出てくるし、まあこれから、手に汗握る国会が続いていくと思います。
○どうもありがとうございました。
どうもよろしくお願いします。