第５６回 岡山県消防操法訓練大会 江田参議院議長祝辞

平成２１年５月１７日
於　岡山県消防学校

　参議院議長の江田五月でございます。

　本日、岡山県消防操法訓練大会が盛大に開催されますことを、心からお喜び申し上げます。

　今回も、消防技術を競い合うため、県内各地の消防団から選りすぐりの精鋭チームが集まりました。私は常々、消防団の皆さんが、それぞれご自身の大切な仕事を持ちながら、全くの奉仕と献身の精神で日ごろの訓練と研鑽に励んでおられることに、心から敬服しています。皆さんと一緒に仕事をすることによって初めて、私たち政治家も、より良い社会を作る道筋を見つけ出せるのだと確信しています。

　国会では、衛視が消防を担当しており、昨年の夏には自衛消防訓練審査会が行われるというので、訓練の成果を見学し、激励したことがありました。水圧のかかったホースを扱うのは大変な重労働とのことですが、実際の火災の現場というのは、想像を絶する、まさに修羅場だろうと思います。その中で冷静に対処し、延焼を食い止めるために、日ごろの訓練が重要であることは、ほかならぬ皆さんご自身が肌身をもってご存知のことでしょう。

　各チームともぜひ、実力を出し切っていただき、すばらしい成果を発揮していただくようお願いするとともに、皆さんのご健勝とご活躍をお祈りして、ごあいさつといたします。