○今週は江田さんにお越しいただきました。こんばんは。
どうもこんばんは、よろしくお願いします。
○さて今日は民主党の新しい代表が鳩山さんに決まりました。ここまでの流れはいかがでしょうか。(前回)
そうですね、実はこの番組もどうなるかと思っていたんですが、私は11時に不在者投票をしてきたんですよ。会派離脱で国会の中では無所属で、議長ですから議長の職責上中立を保つ、あるいは会派の争いから超越していなければならないということがあるので、民主党のいろんな会議にも出ないし、選挙の応援などもしない、ということになっているんですが、しかし党籍を持った議員であることは確かで、国民の皆さんからいただく例の政党助成金、あれもいただいているんでね。
そうすると党の運営の一番の核心部分というのは、やはり代表選挙で一票を投ずるということですから、これは投じなければいけない。というので両院議員総会は出ない、しかし投票はする。投票して、新幹線に乗って、イヤホンでずっと様子を聞いてて、鳩山さんが124でしたか、岡田さんが95。まあ、岡田さん善戦されたと思いますね。
小沢代表が秘書逮捕ということで、ずうっと民主党、もう凍りついたみたいになっていたんですね。ですから国会の要所要所で党の決断がなかなか下っていかないということがあって、どうするんだと。小沢代表どうするんだ、まあいろんな声があったのですが、辞任ということで、そして今回の…。
これまでの民主党の経過を見ると、やっぱり党運営にひとつの安定感が必要だ、ということで皆さんは鳩山さんを選ばれた。しかし民主党は挑戦する政党ですから、挑戦ということだったら岡田さん、というので、岡田さんが善戦した。
ここへきて、これで民主党の体制が、あと人事がちょっとあると思いますがね、整ったということになると思います。
○そして…整いましたら、今度は参議院で補正予算の審議というのが来週始まるわけですよね。
この選挙、もうちょっと言いますとね、心配する向きはあったんですよ。党内のいろんな議論、党内の中だけの、つまりもう国民は蚊帳の外で知らん顔という、そういう選挙になってしまうんじゃないかという心配があって。私はやっぱり民主党の代表というのは次の総理大臣になるかならないか、そういう立場ですから、だから国民の皆さんとのキャッチボールというのがいるんじゃないかということを心配したんですが。幸い岡山県連は党員サポーターの皆さんの電話調査とかね、全国でもいろんな試みがあって、あれは良かったと思いますね。
で、こういうことで、鳩山さんに決まって。今日の党大会の様子も聞いていて、どちらの候補の話しっぷりも、国民の皆さんに語りかけるということがあって、まあこれで一山越えて、さて来週から参議院で予算審議。
この予算はね、アメリカの金融恐慌から始まって世界の同時不況、これをどうするというという、その意味でかなりの大型の財政出動の予算になっているわけで。大型財政出動自体は必要な部分があるんですが、しかし、これで空振りだったら借金だけが国民に来るわけで。空振りになりそうな気配も、どうも…あるんじゃないか。ですから参議院ではしっかりした予算審議をすることになると思いますね。
○どうもありがとうございました。