2005年4月 五月会だより No.108 ホーム主張目次たより目次前へ次へ

「野党」から「政権準備党」へ

政治への信頼回復を総理に求める

民主党参議院議員会長として、代表質問トップバッターで登壇
江田五月

第162回国会の論戦は、政府四演説に対する各党代表質問で始まりました。参議院では1月25日、私が、民主党・新緑風会議員会長として、トップバッターの役割を果たしました。

小泉首相ひとりだけを答弁者に指定し、口調を柔らかにし、分かりやすさを心掛けたつもりです。核融合を予言したロッジ卿の言葉と京劇の名優、梅蘭花の故事を引き、政治の基本を質しました。小泉首相の答弁は、官僚答弁の棒読みでした。しかし、官僚の皆さんは、私の問題意識を察し、一歩踏み込んだ部分もあり、誠実に起案されたと思います。質問は、テレビの向こうの国民に聞いてもらい、答弁は、官僚の皆さんが書いてくれたという形で、間にいる小泉首相は、透明人間みたいでした。

最後に、小泉首相に対し、「あなたの政治手法のせいで政党政治は信用を失い、不真面目な答弁のせいで、国会審議もまた信頼を失った」と厳しく指摘し、小泉内閣の退陣までには、必ず民主党が政権担当の準備を完成させることを力強く宣言し、質問を締めくくりました。政権交代に向け、今こそ民主党は一致団結して頑張ります。ご支援をよろしくお願いします。(会議録


不真面目な答弁は国会審議の信頼性を失う
江田議員が代表質問で指摘

昨年相次いだ自然災害への対応について、被災者生活再建支援法改正案を廃案にした政府・与党の姿勢を江田議員が厳しく批判。「国民の多くは、個人住宅の再建にも補助をすることを求めている」として、民主党などによる同法改正案への同意を求めました。小泉首相は、「様々な角度から、なお議論を深める必要がある」などと、誠意の感じられない答弁を繰り返すのみでした。 

いわゆる政治とカネの問題についても江田議員は、旧橋本派への一億円ヤミ献金事件の真相究明に積極的でないこと、迂回献金を禁止する法改正に賛成しないことについて、「もう少しまともな政治文化を」とし、それぞれ小泉首相の見解を問いました。小泉首相はこれに対して、「国会において決めるべき問題」「各党・各会派で十分ご議論を」などと、これも従来から全く変わりのない棒読みの繰り返しに終始しました。
 
年金改革について江田議員は、「今の年金制度が本当に百年安心」だと断言できるか、消費税の活用などについて質しました。また議員年金制度についても、「早急に一元化を実現して議員年金を廃止すること」を目指すべきとして、その決意を質しました。小泉首相は、「持続可能な年金制度に見直すことができた」などと決めつけに終始。議員年金については「各党各会派の間で十分議論を」と他人事のような答でした。

郵政改革について江田議員は、四月に法案提出などが達成されなかった場合、居直るか、衆議院を解散するか、退陣するか、選択肢を示して首相に迫ったのに対し小泉首相は、「与党の協力を得て成立できると思っている」などとしました。 

江田議員は最後に、改めて小泉首相に対し「あなたには今、退陣の時期が刻々と迫ってきている。一番大切な役割を担わなければならないのは民主党だ。」と力強く宣言し、質問を締めくくりました。


倉敷市議会に新風を吹き込む 民主党・時尾が初当選

時尾博幸

1月末の倉敷市議選において、民主党公認の時尾博幸は43人中21位で当選を果たしました。

一昨年からの衆議院選、市議補選、参議院選、県議補選に続く重要な選挙で、参議院選以外は残念ながら惜敗だっただけに、絶対に落とす事の許されない戦いでした。

応援に駆けつけた江田議員

皆様の中には、江田議員の地元秘書、補選で4万票以上取っているのだから、今回は楽勝だっただろう、と思われている方がおられたかも知れません。しかし、選対が本格的に動き出したのは11月初め。「激戦区水島で勝機は有るのだろうか」という不安が先行しました。

しかし、4区代表の柚木みちよしを筆頭に、地元の支援者、県連役員、各級議員などの必死の努力が続きました。蓋を開けてみれば見事当選!皆さまの温かいご支援のおかげです。本当にありがとうございました。

なお時尾博幸は議会の文教委員会に所属することになりました。 また、江田五月会・民主党の友好議員である、生田寛、今川鉄夫、大野治、片沼靖一、笹田富夫、津崎賢、浜口祐次、原田健明の8名の候補者も見事当選を果たされました。当選後の議会で、原田健明議員は副議長に就任されました。おめでとうございます。

(第4区総支部 服部大平)


党員・サポーターのお願い あなたも民主党に参加しませんか?

政権交代実現に向け民主党の運営と活動を支え、ともに活動して下さる党員・サポーターを募集しています。18歳以上の方ならどなたでもご参加いただけます。利権政治を終わらせ、国民の手に政治を取り戻すため、是非お力をお貸し下さい。

詳しいお問い合せはこちらにお願いいたします。

江田五月事務所(民主党参議院第1総支部) satsuki@eda-jp.com
〒700-0837 岡山市南中央町1-9 Tel.086-234-1151 Fax.086-234-2251

◆党員
◆サポーター
郵便振込番号
党費 6,000円(年間)
会費 2,000円(年間)
01390-7-45316

「平和・日本の課題」と交流会 新春討論会&パーティー

江田五月会恒例の新春パーティーが、1月30日、岡山プラザホテルで開かれました。当日は、来賓をはじめ江田五月支持者ら約800人が集まり、江田議員に温かい声援をいただきました。

猪口邦子さんとの討論会

内容は、討論会&パーティーの二部構成。討論会に先駆け、上智大学法学部教授で、前・軍縮会議日本政府代表部特命全権大使の猪口邦子さんに、「軍縮外交と日本の課題」を演題に基調講演をして頂きました。

講演の後、江田議員リードでの討論会へと移り、「二期目のブッシュ政権の動向」や「平和のためには真実の検証が不可欠」であることなどについて討論し、会場とのやり取りを含めながら、予定時間ぎりぎりまで熱い意見が交わされました。

続いて行われたパーティーでは、河原昭文・江田五月会会長の開会挨拶の後、森本栄連合岡山会長、猪口さんら来賓の方々から民主党に対する激励の言葉もいただきました。

衆議院予定候補者5人それぞれが決意を述べ、江田議員自身もこの一年が政権交代に向けた重要な年であることを強調し、支持者の皆さんに変わらぬ支援をお願いしました。

最後は大抽選会で盛り上がり、楽しい雰囲気の中、和やかにパーティーが終わりました。


【各種地方選挙】

「政権交代」は地方選挙から!
江田五月会は、次の方々を推薦・応援しています。

新見市長選挙  石垣 正夫 
真庭市議会議員選挙  「ニューピオーネ」の会
 谷口 宗一 
 柿本 健治 
 三村 一夫 
 浅原 孝 
 西山 征和
(旧勝山町)
(旧湯原町)
(旧久世町)
(旧八束村) 
(旧中和村) 
美作市議会議員選挙  堂 良行 
 樋元 弘一 
(旧美作町)
(旧大原町)
新見市議会議員選挙  前田 一紀 (旧哲西町)

2005年は基盤作りの1年へ

地域での政策対話を重ねる  1区総支部代表 菅源太郎

2003年の衆院選、2004年の参院選と選挙がつづいた。今年は基盤をつくる年としたい。風頼みの選挙では勝利できないのは分かるが、地域組織をつくる難しさを衆・参選挙で痛感した。自分自身の政策課題にひきつけながらネットワークを構築したい。具体的に下記を考えている。

1.年金出前座談会
参院選の争点となった年金改革。与野党の議論が始まる中、自分自身の負担と給付を含めて有権者の関心は引き続き高い。小規模の集会を行い、私と専門家が伺って相談を含む対話を深める。

2.エリアスタッフ
「菅ニュース」のポスティング、遊説のビラまきなどを手伝ってくれるボランティアを募る。地域組織に全てを集結するのではなく、事務所と直接の関係を結ぶ場合もある。

3.学習・意見交換会
ゲストを迎えて岡山の街創りを考える会を定期的に行い、ネットワークの交流の機会とする。試行錯誤していくのでご意見をいただきたい。


政権交代! 必ず勝利! 2区総支部代表 津村啓介

衆議院議員として働いた最初の1年。昨年は「岡山マニフェスト」に象徴される政策立案の努力の上に立ち、江田勝利という大きな成果を得ることが出来ました。今年はこれを、私たちの悲願である「政権交代」に向け、着実に発展させる年にしなければなりません。

岡山の民主党は、旧社民連・旧社会党など、いわゆる革新勢力の運動に基礎をおいて発展してきました。新しい政治を求め、真の改革を志すその流れは、次第に大きくなり、国民の皆さんの期待の受け皿に成長しています。この流れを本物にし、日本を21世紀も「平和な経済大国」として発展させていくには私たち一人ひとりが努力を続け、さらに沢山の方々にしっかりと政策を訴え、志を伝える事が重要です。

岡山2区は任せて下さい。必ず勝ちます。仲間たちにも頑張ってもらい、一緒に国会に行きます。その為には一人ひとりの血のにじむ活動と「チーム力」が問われます。この1年を私たちの飛躍の年とすべく、引続きしっかりとした活動を続けて参ります。


新人秘書あいさつ

○1月から、江田五月事務所へ入りました高井崇志(たかいたかし)と申します。昨年、民主党候補者公募に合格し、11年9ヶ月勤めた総務省を退職し、岡山へ戻ってまいりました。江田五月議員の下で、「政権交代」を実現し、真の「地域主権」を確立するために、全力を尽くします。若輩者ですが、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いします。

【略歴】
1969年9月26日生まれ 東京大学経済学部卒 ミュンスター大学(独) 長岡郵便局副局長 岡山県情報政策課長 総務省総合通信基盤局課長補佐

○はじめまして。藤原薫子(かおりこ)です。生まれ育った大好きな岡山の地を、住む人みんなが誇れるような街にしたいと思っています。そのためには、日頃みなさんが何に不満を感じ、何を求めているかを直接伺うことが重要だと思います。お邪魔した際にはいろいろとお話を聞かせていただき、少しずつ勉強してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

【略歴】
1974年生まれ 関西学院大学経済学部卒 ポートランド州立大学(米国) NHK岡山放送局(ニュースキャスター)


 秘書短信 

新人が加わり、事務所も春から新体制になりました。それに伴い5区以外の秘書の担当地域が下記の様に変わります。前任同様、新担当の秘書を宜しくお願い致します。

1区・2区担当:藤原薫子、3区担当:清水俊平、4区担当:小林孝徳。

【3区担当 清水俊平】
秘書を始めて2年半お世話になった2区を離れて、この度3区担当になります。赤磐市在住とはいえ赤磐以外の地域は道を覚えるところから始めないといけません。慣れるまではご迷惑をおかけする事もあると思いますが、精一杯頑張って参りますのでよろしくお願い申し上げます。

【4区担当 小林孝徳】
4区担当になりました。約3年間1区を担当した経験を活かし、何としても今後行われる各種選挙で良い結果が出せるように頑張って行きたいと思います。前任の時尾以上に頑張ってまいりますので何なりと私まで言って頂ければと思います。色々とご無理なお願いをすると思いますが宜しくお願い致します。

【5区担当 山田徳裕】
昨年10月に、新しい「花咲ひろき」候補者を公認内定し「政権交代」を合言葉に日夜、5区内を、東奔西走!!族議員・官僚主導の自民党政権から、私たちの子供や孫たちの世代が安心して暮らせる政治をつくりあげていくために、責任の重さを自覚しながら、初期の目的を達成するため頑張っております。是非、お力をお貸しください。


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