2012年4月 五月会だより No.123 | ホーム/主張目次/たより目次/前へ|次へ |
東日本大震災から1年。日本のピンチに肝心の政治が輝きを失っています。こんな時にこそ市民政治の本領を発揮させなければなりません。民主党も野党も国民の願いに応えるために、現状を直視する冷静さと、政治家としての理想と情熱が求められています。困難な時期を乗り切るために、五月会の皆様の理解と強力なバックアップが必要です。
責任を果たす 次世代のために
日本政治の今
09年の政権交代から2年半が過ぎ、大震災と原発事故もあって、民主党政治が大波に揺られています。内政でも外交でも、思うようにならないことも多く、不手際もありました。その上、与野党が対決ばかりで結論を出せず、以前の自民党政治に戻すのが良いわけでもないからと、政党政治を否定する動きさえ出てきたようです。
しかし私は、今が政党政治にとって踏ん張りどころだと思っています。政権交代によって国民の判断で政治の道筋を微調整しながら、限りない改革の過程を前に進めていくというのが、成熟した民主主義です。私たちは戦後60数年経って、やっと今、政権交代政治を定着させる門口に立ったのです。まだ途中過程なので、ここで諦めてはなりません。社会保障と税の一体改革
昨年は自然災害によって、私たちの社会がいかに脆いかを、未曾有の犠牲を払って思い知らされました。今年は、私たちの毎日の生活にとって、最も大切な拠りどころである社会保障や財政が、待ったなしの改革を迫られます。地震や津波の被害と違って目には見えませんが、これが崩壊すると、生活も成り立たなくなり、世界中に与える破壊力もはかり知れません。
この改革は、どのような政権であっても決して避けて通れない課題です。その上これは、人口減少や少子高齢化を前にしながら、漫然と財政大赤字を貯め続けたこれまでの政治のツケなので、新たに政権に就いた民主党が覚悟を決めて取り組むほかないのです。本予算が衆議院を通過しましたが、赤字国債法案は未処理で、まだまだ予断を許しません。
環境大臣として廃棄物と放射能6月27日からは環境大臣兼務ですが、ここでも緊急の課題は廃棄物と放射能でした。これまでは、放射性物質の環境への飛散を扱う法律がありませんでした。法制上も安全神話にどっぷりと浸かっていたのです。しかし現実には放射能汚染が広がっており、環境省が処理の最前線に立ち、最後に議員立法で、福島原発事故による放射性瓦礫対処の法律を作りました。原子力安全庁(仮称)も環境省に設置する事になりました。環境省の役割は、今後ますます大きくなると思います。
震災復興とエネルギー
東日本大震災と原発事故から1年。私も昨年は、年初から秋口まで菅内閣で、法相と最後は環境相も兼務して、毎日が瓦礫と放射能との戦いでした。93年に細川内閣で科学技術庁長官を務め、私自身も原発の「安全神話」を払拭できなかったと反省しています。しかし私たちは、前政権から引き継いだそういう危うい体制の中で悪戦苦闘したので、ここで現場の当事者に責めを負わせても実りはありません。
原発依存から脱するためには、電力使い放題の生活を改めること、再生エネルギーの開発利用に真剣に取り組むことなど、新しいエネルギー体制を築かなければなりません。さらに、廃棄物処理方法も確立していないのに、世界中に原発が広がる勢いで、科技庁長官時代に提唱した国際管理体制構築が、改めて課題になってきます。資源調達も含め、中国やモンゴルとの友好協力推進も、私の役目です。先輩議員として
各地で湧き上がっている政治塾などの入道雲が全国に広がっても、それがもたらすものは慈雨とは限りません。政党政治を否定した後に、生活破壊や人権無視の悪政が登場した例は、世界史で枚挙にいとまがありません。民主党は若い政党です。これをしっかりと育て上げるのが、私など長く国政に携わってきたものの最重要の使命だと思っています。
国会は、不毛の対決への反省から合意形成の動きも見えています。しかし、与野党とも複雑な党内事情も抱えており、根拠のない情報に惑わされる動きもあります。確実に言えることは、一大政治決戦の地鳴りが聞こえ始めたということです。 私の地元では、民主党の若手議員や候補予定者が、必死の思いで頑張っています。ぜひ、確かなご支援をお願いします。(2012年3月11日 記)
党員・サポーター募集
今年は代表選挙も予定されています。
ぜひこの機会に党員・サポーターにご登録下さい。党員とは ・民主党の基本理念と政策に賛同する18歳以上で 日本国民の方ならどなたでもなれます。
・資格はお申し込み手続きが完了した日から1年間。
・党代表選挙で投票することができます。
・民主党の広報紙「プレス民主」(月2回)が送付されます。サポーターとは ・民主党の基本理念と政策に賛同する18歳以上で日本国民の方ならどなたでもなれます。
・資格はお申し込み手続きが完了した日から1年間。
・党代表選挙で投票することができます。
・民主党の広報紙「プレス民主」(月2回)が送付されます。党員・サポーター費(年間)
一般党員 6,000円
サポーター 2,000円
特別党員 4,500円 (平成24年5月31日現在 満60歳以上の方)
家族党員 1,500円 *党員のご家族の方参議院第1総支部の定時登録は 5月22日 締め切りです。 江田五月事務所 〒700-0837 岡山市北区南中央町1-9
TEL:086-234-1151 FAX:086-234-2251
2012 江田五月会パーティー
藻谷浩介さんによる講演 挨拶 江田五月会パーティーが2月26日、岡山プラザホテルで開催されました。
講演会には(株)日本総合研究所主席研究員藻谷浩介さんを招き、現在日本が直面している『デフレの正体』について、人口構成の変化から的確に説明。明快な解説に参加者も熱心に聞き入っていました。
続くパーティーには、650人の支持者が集まり、河原後援会会長の挨拶で開会、高谷岡山市長、続いて連合岡山の高橋会長の後、国会議員を代表して柚木衆議院議員・民主党県連代表にご挨拶いただきました。
最後に江田五月が崖っ淵の政治・経済情勢に触れ、民主党が一丸となって政策を進める覚悟を訴えました。各衆議院総支部によるアピールタイムや抽選会もあり大いに盛り上がり楽しい時間となりました。
歓談 各総支部によるアピールタイム…津村事務所
我々が創る 新しい日本の未来を
【岡山1区】
高井たかし真の政治主導へ
「官僚主導ではこの国はよくならない」そう決意し、13年間勤めた総務省を飛び出し、江田五月さんの門を叩いてから、7年が経ちました。平成21年9月、五月会の皆さまのお力で、お父様の代からの悲願であった「政権交代」が実現しました。しかし「脱官僚。真の政治主導」は、未だ道半ばです。これからが正念場。これからが江田さんのお仕事の集大成です。江田門下生として、これからも江田さんを全力で支えてまいります。そのためには次の衆議院選挙を勝ち抜かなければなりません。精一杯頑張ります。 【岡山2区】
津村 啓介「次の10年」のスタート
10年前の3月5日。まだ日銀に勤めていた時に江田さんへ送った1通のメールから、私の政治人生がスタートしました。以来ずっと江田さんの背中を追い続け、時に生意気も言いながら、全力疾走してきました。
そんな「若い力。」も、もう40歳。昨年3月には初めての著書「国会議員の仕事」(中公新書)も出版し、岡山でも多くの方にお読み頂いています。
今年は久しぶりに江田さん、京子さんと一緒に年越しを迎えました。自分にとって大事な「次の10年」の幕開けに、再び原点に帰れた気がします。
気持ちをあらたに、今年も、「若い力。」で走り抜けます!【岡山3区】
西村けいと庶民のための政治を
私は、これまで弁護士として、国民の権利を守るべく、時には国や自治体とも戦ってきました。その経験から法の不備を正さなければ国民の生活や命は守れない、そして法律をつくる国会で自分の力を尽くしたいと思い、政治の道に入ることを決心しました。法律家としても、政治家としても大先輩の江田五月議員が私の目標です。江田さんの「庶民のための政治」を受け継いでいきます。
昨年の2月に、全国で初めて民主党から次期衆議院議員選挙の公認内定を受けました。皆様の期待に応えるべく、全力で戦ってまいりますのでよろしくお願い申し上げます。【岡山4区】
柚木みちよし国民視線の政治を目指す
昨年は、未曽有の大災害を受け、国民が一丸となり復興を誓った年でした。政権与党の一員として、災害に強い都市づくりを政策課題とし実行します。また、地元の産業振興への布石、水島コンビナートの総合特区指定を無事受けることができ、水島を中核にして倉敷メイドの製品が世界中に輸出され、雇用と経済の起爆剤となるでしょう。
生涯のテーマとして取り込む、地域の医療再生の党厚生労働部会・医療介護WT座長として、医療・介護職の待遇改善と、安定した医療供給体制確保、とくに母子保健のため、子宮頸がん・肺炎球菌などのワクチンを公費で予防接種できるよう環境整備をしています。 町中にこどもの明るい笑顔が見られる社会を実現するために、五月会の皆様の温かいご支援を引き続きお願いいたします。【岡山5区】
花咲ひろき毎日が行革!
マニフェスト実現のために、もがきながら活動をしております。十分ではありませんが、国民の皆さんの生活を守るための政策、予算の転換は進んでいます。
私は、さらなるマニフェスト実現には、財源捻出が第一と取り組んでいます。仕分け人、党行革調査会事務局次長として、国有資産の見直しや独立行政法人改革の仕事を担っています。自公政権時代、もっと早くこの無駄に切り込めなかったのかという憤りが湧いてきます。政権を戻してしまうと、無駄が復活します。行革を行うために、政治家になった私です。行革をとことんやり続けます。
地方議会だより
【岡山市】
被災地のがれき受け入れ来年度の予算を中心に活発な議論が繰り広げられた、と言いたいのですが、議会改革の試みとして個人質問に20分間の枠がはめられ苦労しました。議員としての活動の大事な部分を削ることには慎重さが必要だと改めて思いました。
私はあえて『被災地のがれき受け入れ』のみに絞って質問を強行しました。震災から1年が過ぎようとしているのに、復興の動きが進められない大きな原因が廃棄物(がれき)問題です。放射線被害を心配するのは当然ですが、それを除いた廃棄物の処理は、全国の自治体が手を貸さないと不可能です。本音と建前が違う行政のあり方を変えたいとがんばりましたが、どうだったでしょうか。しかし、他の重要な課題を積み残したことにはじくじたる思いが残りました。岡山市議会議員 羽場より三郎
江田五月活動日誌
モンゴル 1月2日〜6日
参議院日本モンゴル友好議連の会長として初めてモンゴルを訪問しました。エルベグドルジ大統領などと会談。「友好議連は両国の発展にとって大きな役割を果たしている。さらなる相互利益に基づく関係を強化しなければならない」との言葉をいただき、日本にとって重要な隣国であるモンゴルとの関係強化ができました。
中国 2月16日〜18日
今年は中日国交正常化40周年にあたり、日中友好会館会長である江田五月は日中友好7団体の会長らとともに北京を訪れ、「新たな出会い、心の絆」をテーマとする「日中国民交流友好年」と「活力日本」展示会の開幕式に出席しました。人民大会堂で中日民間団体責任者会議や政治協商会議主席の賈慶林さんとの会見など、慌ただしい3日間でした。
東京地裁人証システムを見学 3月2日
東京地方裁判所の裁判員裁判法廷で、人証システムを見学しました。音声認識システムは、証言台の前に設置したカメラやマイクで法廷のやりとりを映像と音声で記録。発言内容を自動的に文字化し、評議の際に録画映像とあわせ裁判員が確認できるシステムです。在官中にはもちろんなかったものです。この文字情報によって、裁判員の皆さんが円滑な評議ができることがねらいです。
りょうすけの星☆みっつ
鳥井良輔秘書が、県内各地をめぐり おいしいものを見つけてご紹介します。
今回ご紹介するのは、2011年 全国B級グルメ大会で9位に入賞した「日生カキオコ」のお店『歌&吉倶楽部』さんです。このお店の自慢は、なんといっても牡蠣の多さと鮮度の良さ。目の前で焼かれる大粒の牡蠣の量に圧倒されながら待つこと数分、出来上がったカキオコからプリップリの牡蠣が溢れていました。
こんな豪快なカキオコを提供できるのは、女将さんの弟さんが牡蠣漁師だからこそ。毎朝4時に水揚げされた牡蠣が午前10時にはお店に到着。鮮度抜群の牡蠣を水に浸さずに冷蔵しているため、焼いても身が縮まらず逆にプリッと膨れるそうです。一つのカキオコになんと10粒以上の牡蠣が入っており食べごたえ満点。皆さんお腹を空かせてお出かけ下さい。
備前市穂波1749 Tel. 0869-67-3470
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