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参・金融経済特別委員会の筆頭理事になりました
8月31日、江田議員は参議院金融問題及び経済活性化に関する特別委員会の委員で民主党・新緑風会の筆頭理事になりました。野党多数の参議院の野党第一会派の筆頭理事ですから、事実上、当面する最重要課題である金融問題の野党側の責任者という事になります。情報公開責任追及の原則を貫いて正しい処理方針を実現しなければなりません。責任はきわめて重大。全力で取り組みます。
予算委員会で初質問
8月21日、江田議員は参議院予算委員会で、当選後初の質問をしました。参議院予算委員会は質疑時間を質問者の質問時間だけでカウントするので、20分の質問時間で実質約1時間の質疑になりました。
総括質疑各会派一巡目が終わって最初の質問だったので、テレビ中継はなかったのですが、21日未明のアメリカの空爆、20日夜の総理公邸での長銀支援会談を、予定原稿をやめて、急遽質問しました。2年ぶりですが、まずまずの出来だったと思います。
◆米国の空爆、理解示す時期ではない
江田議員はまず、同日早朝の米国によるアフガニスタン、スーダン空爆について質問し、高村外相は「国連に対してもどの国に対しても事前報告はなかった」と答えた。小渕総理の「米国がテロに対して毅然とした態度をとったことは理解する」との答弁に対して、江田議員は「国際社会共通のテーマとしてテロをなくさなければならないのであって、どこかの国が国境を越えてやっつけに行くという問題ではない。今回の米国の行動にすぐに理解を示すのはどうか」と述べ、これを受けて総理は「今回の行動への理解を示す時期にはない」との見解を表明した。
次に江田議員は、今朝の新聞各紙で政府が日本長期信用銀行(長銀)への公的資金6千億円投入を決めたと報道されていることについて、「昨日の予算委では今井澄議員の質問に対して『承知していない』と答弁しているが」と小渕総理にただした。総理は「今般の資本注入については承知していない」と答えたが、江田議員の追及によって、昨晩、公邸で日野金融監督庁長官が長銀の合併相手となる住友信託銀行(住信)の高橋社長に長銀のリストラ計画案を説明、宮沢蔵相、野中官房長官も同席したことを明らかにした。
江田議員は支援の内容を問いただしたが、政府側は「リストラ案も政府への支援要請もまだ正式には出ていない」(宮沢蔵相)として明らかにしなかった。江田議員は「国民、マーケットの信頼を取り戻すことが必要であり、この席で総理が何を言うのか世界が注目している」として、政府側の情報隠蔽姿勢を強く批判するとともに、3月に公的資金による資本注入を行った21行の自己査定結果などを資料要求した。資料要求は理事会で協議される。
最後に江田議員は「長銀はリストラ案の中で海外取引からの撤退を挙げているが、(自己資本比率の国際基準である)8%をクリアできないのではないか」「3月に資本注入を受ける際の『経営健全化計画』にある(自己資本比率)10・32%はまったくの粉飾だったのでは」と追及したが、日野金融監督庁長官が「仮定を前提とした質問には答えられない」とはぐらかした。
98会の会長です
今回の参議院選で民主党・新緑風会の初当選組(返り咲きも含む)は21名(9月1日に富山の繰り上げ当選で22名になりました)いますが(全体の約4割)、98会という会をつくって、私が長老(?)ということで会長になりました。若い有能な議員も多く、楽しみです。
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