2014年5月28日 |
2014年5月17日RSKイブニングニュース 国会報告
国会報告です。
今週は、民主党の江田五月さんです。
こんばんは。
よろしくお願いします。安倍政権の集団的自衛権の解釈の話というのがですね。
色々と物議を醸しているんですが、江田さんはどのようにご覧になっておられますか? 前回ね、集団的自衛権行使容認の問題点、これをきっちり説明をしたんですが、その後、つい先日、安倍首相の私的諮問機関の安保法制懇が、報告書を出しました。
これは、私は、反対ですけど、あれは、あれで、筋は通ってる。
その中の一番の問題は、国際情勢が変わった、日本を取り巻く安全保障状況が大きく変わって緊張激化してる。だから今までの憲法解釈ではだめで、こういう憲法解釈にと、こう言う訳ですよね。
私は、そこはよく考えないと、ちょっと長い歴史を見ると、冷戦という時代で、アメリカとソ連がこの野郎というのでね、核兵器を持って、人類何十回も全滅と、この時代は私たちは、何にも出来なかったんですね。
ところが冷戦が終わって、今、外交の時代が来ている訳で、外交努力で、平和な地球の環境、或は、東アジア、太平洋、 そういうところを平和な秩序を作ることができる時代が来てるんで、その時に日本が折角持っている大事な、大事な旗印、 この平和に徹するというね。これを今、捨てるようなことをしたら、将来世代は、ほんとに困るんだろうと思います。私は、この間、4月のはじめにアメリカに行ってきました。
オバマ大統領が来られる直前にオバマ政権の政策担当秘書と話をしてきました。
それから5月の半ばに中国にいって、これは瞬間ですが、習近平さんともお会いをしたり、 去年の暮れに韓国に行って、そういうことを通じながらね、何とかしてこの皆さんとしっかり、ほんとに理解しあえる 信頼関係を作って、平和なアジアを作りたい、それが今の日本の役目なんです。
集団的自衛権行使容認して、もう一遍、軍事ブロックを世界につくるんですか?こんなことをしたら大変ですよね。今、安倍政権を野党側が止められるのかという体制ですよね。 ただね、あれだけ政策的に酷い事をしながら支持率だけは下がらんという、ほんとに困るんですけども。
どっかで、躓くようなことがあるような気がします。というのは何かというとね。
一興多尺の驕りというかね。緊張感の欠如。これが最近顕著なんです。
おととい参議院本会議がね。午前2時間、午後4時間これが全部すっ飛んだ、何が起きたかというとね大臣が法案の趣旨説明を読んだんです。 ところが事前に配られたものと違ったんです。何が違ったかというと、大臣の方が正しい。 事前に配られてたものは、コピペで、第一にまた、第一にという風に繰り返されたいました。 そりゃ行政のたるみ緩みなんです。
安倍政権の下で、それだけいろんなね。一興多尺の緩みが出てきたいるんで、これはこんな事じゃいけない。 どっかで気を付けないと安倍さんひっくりかえるよと。
もう一つ言えるのは、国会改革、これからですけど、党首討論月1回やりましょう。
海江田さんで大丈夫なのという声もありますけど、私は安倍さん気を付けないと安倍さんの方に実はね、色々ありますよ。 こないだも参議院で言ってたけども安倍さんは民主党は3年の政権時代に教育何したんだ。そんなことはありません。
教育予算も増やした。或は、高校授業料無償化をやった、少人数学級もやった。
そういうようなことを突かれたら安倍さん困ると思いますよ。 私は、今、民主党頑張らなきゃならん時だと思います。どうもありがとうございました。
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