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10月22日(火) 総会、本会議、理事懇、法務省法案、心神喪失、二水会

今日は、9時半から議員総会。10時から本会議。参議院でも代表質問が始まり、会派副会長の千葉景子さんが、メリハリも効き内容も充実した質問。首相の答弁は、紋切り型で不誠実だったと思います。自民党の青木幹事長の質問は、与党とは思えない辛辣なものでした。

12時前から、国家基本政策委員会の理事懇談会。委員長としての初仕事です。委員会の構成などと明23日の委員会の段取りを、無事決定しました。

国家基本政策委員会は、衆議院と参議院の両院に設置され、審議は合同審査会で行うのですが、そこに辿り着くまでに、両方の委員会で手順を踏まなければなりません。委員会は理事会の決定により開催されますが、理事会の決定をあらかじめ内定するのが理事懇談会です。さらに、合同審査会の開催は合同幹事会で決定します。これらすべての手続きは、両委員長、つまり衆議院側の瓦力さんと参議院側の私とで、主宰します。委員長は中立ですから、各会派の理事の意見を踏まえながら、協議をリードしなければなりません。

13時から、そのまま委員長室で、パソコンで原稿書き。14時、来客。14時半から自室に戻り取材。15時から2時間弱、法務省の担当者が、今国会に提出予定の法案説明のため、次々と来室。ロースクール関係の法案、会社更生法改正案、裁判官などの報酬を減額する法案、マンション建替え関係の法案、それと継続審議になっている心神喪失者医療観察法案と人権擁護法案です。

継続二法案については、いずれも修正の可否が問題。修正合意に見通しが立つならば、処理が可能となりますが、見通しがなければ、他の多くの法案との関係で、今国会処理は無理。しかしそうなると、精神医療の充実も人権委員会の設置も、先が見えなくなる心配があります。難しい判断です。

17時から、法務、厚生労働、精神医療PTの関係者が集まり、法務省と厚労省の担当者から、心神喪失者医療観察法案関係の予算要求内容のヒアリング。その後、法案の処理方針につき協議し、PT役員に一任となりました。

19時から、二水会の皆さんの「米百表」観劇後のパーティーへ。鏡割りをさせていただきました。

二水会鏡割り

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