今日は、午前中はゆっくり。13時から、石井紘基さんの密葬儀と告別式に参列しました。昨夜が通夜で、参列者は3000人でしたが、今日はこれより多い人が参列してくれたと思います。北海道から九州まで、長い政治活動の中で培われた人脈が以下に広く、いかにみんなに愛され信頼されたかが伺えます。私とは40年以上の関係で、学生運動時代の共通の友人の顔も、次々と見えました。お焼香は1回にしてもらっても、14時半ころまでかかりました。
菅直人さんが、故人と残されたご遺族への思いのこもった弔辞を読まれ、参列者の涙を誘いました。25年に及ぶお付き合いの中では、激しい論争もしばしばでしたが、今はすべて懐かしい思い出です。「紘照院平等日基居士」という戒名も、故人にもっともふさわしい文字が並んでいます。出棺の準備にも、大勢の人が立会い、棺の中のご遺体を花で飾りました。
出棺に際しては、葬儀委員長の阿部武彦さんが、口惜しさのあまり滂沱たる涙を拭おうともせず、激しい口調で思いのたけを述べられました。学校の先輩で、初当選以前からの後援会長なのです。続いて妻のナターシャさんが挨拶。「私は彼の同志なのに、彼と一緒に暴漢と闘うことが出来ませんでした。そのことが自分として情けなく思います。」参列者はみな、同じ思いなのです。出棺したのは、15時半でした。
阿部昭吾さんと一緒に議員会館へ。17時から、菅直人さん、荒井聰さん、阿久津幸彦さん、小川敏夫さんらと、統一補選の結果を受けてどうするかにつきフリーディスカッション。全議員で徹底した党内論議をしなければなりません。全党で取り組んだのだからとか、新執行部成立直後のことだからとかで、誰も責任をとらず、おざなりの総括で済ませてしまうと、立ち直れません。社民党では大渕絹子さんが離党されました。対岸の火事と思っていてはなりません。
統一補欠選挙開票結果