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2月12日(火) 面接、精神障害、少年院、役員会、長妻さん

今日は、9時から衆議院で予算委員会のため、参議院は小休止です。

10時からと13時半から、3人の大学生を面接。若い人たちが、ドットコムというNPOを作って学生ボランティアを募り、春や夏の休暇中に国会議員の事務所体験をさせるのです。若い議員のところを希望する人が多いようですが、私のところも希望者がいました。法政大と東京大が男性、中央大が女性。大成を期待します。

11時、法務省の担当者が、触法精神障害者処遇法案の説明に来られました。政府案がかなりまとまってきたようです。11時半、少年院に勤務する法務教官の皆さんが、実状を説明に来られました。少年たちの非行程度が進んでいるのに、定員を超える収容(過収容)になっているので、教官が教育よりも保安に手を取られる上、その保安さえ十分でなく、ひどい精神的ダメージを受ける教官も多いという状況を聞きました。財政逼迫の時ですが、手を拱いていることは出来ません。

12時から、常任役員会。角田会長が役員会の議論につき、(1)国債発行30兆円限度枠の件、(2)緊急事態法制の件を報告。私は、昨日のNC研修会の議論を報告しました。参議院予算委員会の参考人質疑の約束を、与党が反古にしようとしているようですが、認めることは出来ません。

午後は、学生面接や来客が続きました。16時に、企業挨拶まわり。19時、長妻昭さんのパーティー「トークバトルもう、黙っちゃおれん!」。ゲストは大前研一さんでしたが、すれ違い。私も激励の挨拶をしました。



2月13日(水) 不況、合同会議、夫婦別姓、大学クラス会

今日は、企業挨拶まわり。日本経済の厳しい現状につき、率直な話を聞かせていただきました。電気機器産業の年度末決算は、各社とも3000億円規模の赤字で、下請けや関連企業への影響を総合すると、1000万人くらいが影響を受けそうだとのこと。ゴルフ場利用者は、通常の半分くらいに減少しているとのこと。挙国一致内閣的な発想で、デフレ対策に取り組んで欲しいとも言われました。それでも皆さん、従来のような公共事業に頼る景気対策には、批判的です。

12時から、国対・理事合同会議。まだ参議院の方は、本格始動していません。参議院先議法案の選別につき、部門会議の意見をまとめる作業から入ります。

12時半から1時間、法務・内閣部門合同会議で、選択的夫婦別氏制につき協議をしました。既に民主党は、他の野党と一緒に、この制度などを内容とする民法改正案を衆・参両院に提出しており、いずれも継続審議中ですが、最初の党議決定の後に当選してこられた議員も多く、最近の状況の変化もあるので、党内議論を起こし、理解を深め認識を共有しておこうというものです。

千葉景子さんが、これまでの経過を報告。なぜ今、夫婦別姓が必要かにつき、積極論、慎重論が述べられ、さらに勉強し議論を続けることにしました。

18時半から、大学クラス会準備会。私は1960年入学で、クラスは教養学部文科1類6組b。「文1・6b」といいます。bはドイツ語未修です。55人のクラスですが、3人死亡、2人行方不明。その他は、堺昭治君と近藤康彦君の精力的な調査で、全員判明。不明者は、柏木信君(仙台1高出身)と杉山滋明君(神戸高校出身)。どなたかご存じでしたら、教えて下さい。3月8日がクラス会です。

大学クラス会準備会


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