今日は、10時過ぎのフライトで上京。11時45分、遅れて「参議院日本ハンガリー友好議員連盟」の総会に出席。会長に自民党議員会長の竹山裕さんが就任され、私は副会長留任。
12時半から、議員総会。今日から参議院は正常化します。(1)サミット後速やかに、小泉首相出席の予算委員会を開くこと、(2)倫理選挙特別委では、野党提出のあっせん利得処罰法改正案も、衆議院送付の与党案と同様の審議を尽くすこと、(3)健保法改正案は慎重審議をすることを、与党が受け入れたからです。
13時から2時間強、本会議。まず人事案件で、竹島一彦公取委員長など21人の任命が、9回に分けて採決され、民主党は5回反対しましたが、全て同意と決しました。次いで、健保法改正案の質疑で、今井澄さんが医療改革への思いの滲み出た最高の質問をされました。(1)97年抜本改革が失敗した原因は、自民党の政官業癒着構造だ、(2)サラリーマン3割負担につき、国民的議論は尽くされていない、(3)医療保険は共助システムだから、保険料に財源を求め、保険者機能を強化すべきだ、(4)政管健保の失敗のつけを健保制度全体に回すのは間違い、(5)医師の初期研修は厚労省に一元化し、国民主体、地域主体で行うべきだというものです。最後に、共生社会調査会の児童虐待防止に関する中間報告。
16時半、日弁連など共催のパネル・ディスカッション「司法改革・東京ミーティングPartII」に、パネリストとして駆けつけ、17時半から21時まで、田原総一朗さん、笹森清さん、吉岡初子さんらと白熱した討論をしました。前回の一昨年2月と同様、今回も1500人の会場に1633人が集まり、このテーマに対する市民の関心の強さを示しました。審議会の意見書が骨抜きにされないよう、市民の監視が必要ですが、そのためには検討会も、もっと議論を市民とのキャッチボールにしなければなりません。終了後、懇親会。