江田五月 活動日誌 2002年7月 (30〜31) | >>日程表 | ホーム/総目次/7月目次/ 前へ|次へ |
今日は、12時から常任役員会。衆参を通じ、国会最終盤の対応を協議、決定しました。衆議院では今日、内閣不信任案を、参議院では明日、小泉首相問責決議案を、それぞれ本会議で提案、採決することになります。なお常任幹事会で、山形4区、大阪10区の衆議院補欠選挙の候補者、宮城4区、新潟1区、岡山2区の衆議院候補者を決定したことが報告されました。岡山は、津村啓介さんです。衆議院候補は現在189人となりました。公募は、416人が応募、46人が合格です。神奈川8区の衆議院補欠と千葉の参議院補欠の候補者もめどが立ってきました。
13時15分、住基ネットにつき取材。14時、代表選打ち合わせ。15時の禁煙議員連盟の会議は遅れて出席。日米の禁煙訴訟の違いは、日本では国が被告、米国では国が原告。いわれて気が付きましたが、これは大きいですね。15時半、懸案の盗聴法廃止法案を、参議院に提出しました。
16時から、議員総会。最終盤の対応を了承。さらに、会派の役員として会長と幹事長が再選されたことが報告され、会長の提案で国対委員長留任が了承されました。
17時から、NC会議。沖縄ビジョンと子ども政策を了承。靖国問題については、有識者の皆さんにお願いして、「新しい国立追悼施設をつくる会」を立ち上げ、協議、提案していただくことを了承。募集・採用おける年齢差別禁止法案を了承。欧州政策PTの中間報告、産業再生戦略を了承。8月もNCは定例の会議を行います。
18時半から、NC懇談会。19時から、参議院の役員懇談会。これから、明日の問責決議賛成討論の仕上げに取りかかります。
今日は、192日間の通常国会の最終日です。8時半、湯川政策秘書と討論原稿の最終打ち合わせ。9時半から、議員総会。角田会長が代表選につき、「明るく、楽しく、たくましくやり抜き、新代表が決まったら、その下で参議院は一致して頑張ろう。」と檄。輿石国対委員長から、今日の日程につき報告。
10時から2時間20分間、本会議。まず倉田議長不信任決議案を、簗瀬進さんが提案、和田洋子さんが賛成討論。柳瀬さんは、議院運営委員会理事として、直接の当事者であっただけに、迫力満点でした。次いで小泉首相問責決議案を、角田会長が提案、私が賛成討論。10分間ですが、精一杯頑張りました。採決は、共に97対135で、敗れました。この国会で私は、最初の代表質問と最後の討論を、どちらも引き受けたことになります。
13時20分から、法務委員会。人権擁護法案と夫婦別姓の民法改正案が、どちらも継続審議にするかどうかが採決となり、私たち野党はこぞって、前者は廃案、後者は継続を求めましたが、どちらも敗れました。両方とも継続審議にする道もあったのですが、残念です。法務省施設の増員と裁判所の人的物的充実とを求める請願が、いずれも採択となりました。14時から、予算委員会。
15時から、本会議。ホームレス自立支援法案と食品衛生法改正案が、可決、成立。請願採択、継続案件、与党の常任委員長選挙の処理をし、最後に議長の挨拶で、全ての議事を終了しました。
15時半から、議員総会。会派の常任役員の改選があり、私は副会長を外れることになりました。次期国会から、常任委員長を引き受けることになりそうです。
16時から、両院議員総会。鳩山代表、菅幹事長らから、挨拶と報告があり、今国会の全ての日程を終わって、全議員で簡単な立食パーティー。夕方から都内各地で街頭演説を企画しており、そちらへ散って行きました。
代表選は、前原誠司さんが立候補決意とのニュースで、新たな局面に入りました。菅幹事長の下で幹事長代理を務めている俊秀です。若い力が育ってきたことは、頼もしいことです。しかし、下克上には道理も必要。厳しいせめぎ合いがあってこそ、真のリーダーが育つのであって、簡単に道を譲るのが正しい選択とは限りません。代表選に向けて、詰めた協議をしました。
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