江田五月 活動日誌 2002年8月 (21〜22) | >>日程表 | ホーム/総目次/8月目次/ 前へ|次へ |
今日は11時前、黒岩宇洋さんが来室され、共通の知人の消息などにつき歓談。新潟県では、田中眞紀子さん辞職の後、衆議院の補欠選挙が行われます。候補者選びは、野党共闘で順調に進んでいるようです。
14時から、在日外国人PT難民問題小委員会の会合。難民の認定と生活支援につき、「中間まとめ」に従った法改正の問題点を衆議院法制局に整理していただき、論点ごとに検討しました。出入国管理と難民認定を同一の行政機関が行う現行制度では、公正らしさを保つことが出来ず、新法で難民委員会(仮称)を設置することを検討することになりました。
15時から2時間、代表選打ち合わせ。昨日の横浜での菅さんの街頭演説は大盛況で、サポーターも30人ほど集まったようです。補欠選挙の折田明子候補予定者も、初めてと言いながら堂々の演説だったとか。代表選は、一方で菅さんが街頭に飛び出して民主党への理解を訴えているのに、他方で永田町にこもって思惑一杯の不毛な会議を重ねている人もいます。国民と真正面から向き合う姿勢が大切です。
17時過ぎ、中部電力の担当者から、浜岡原発の定期点検の改善策につき説明聴取。17時半、代表選につき意見交換。
今日は、11時から菅直人さんと2人で、民主党代表選につき詰めた協議。マスコミは、菅有利と報じていますが、私たちはそうは思っていません。サポーター投票でも、組織の指示で動く票の量と行方が、全く読めません。第1回投票では、誰も過半数獲得は無理。決戦投票は、残念ながら、議員間の思惑や微妙な駆け引きが、結構ものを言いそう。
菅さんでは、党は分裂だとささやかれているようです。私たちの見方は、正反対。党内融和に務めるのは、菅さんです。新進党の例を見ても、選挙で負けた時が分裂の危機です。菅さんで選挙に勝てば、分裂なんて言ってる暇はなくなります。衆議院議員の任期は2年を切っているのですから、小泉首相が虎視眈々と解散の時期を窺っているのは、明らかです。10月解散もなしとしません。
12時からと13時から、いずれも代表選の会議。14時半から、羽田孜特別代表と懇談。若手の動きが勇み足になることを、大変心配しておられます。
15時から、NC会議。「エネルギー基本政策」、「税制改革の基本構想」、「環境政策」を了承。いずれも大変な労作で、エネルギーの副題は「暮らしとエネルギーと環境の調和をめざして」、税制の目玉は環境税導入、環境の副題は「地球と子どもたちと未来のために」。いずれも環境重視です。今回で第3次NCは第79回目の会議となりました。最終回です。
16時から、さらに代表選の会議。17時半に議員会館に戻ったら、以前アンケートに応じた世界自然保護基金ジャパンの集計結果が届いていました。19時前の新幹線で帰岡。車中で、BSE感染牛の5頭目が発見されたとのニュースを知りました。今回も、高崎の業者が製造したピュアミルクという代用乳を飲んでいたのではないか、徹底的に調べるべきです。私が予算委員会で指摘したとおり、感染牛の発見を怖がるのでなく、感染経路を解明することが重要なのです。
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