今日は、8時に自宅を発ち、県北へ。昼から、松下電器労組津山支部の定期大会に招かれているので、この機会にこの数年ご無沙汰している労組の事務所を回って見ようというわけです。
主に民間労組を8つほど回りましたが、様変わりです。ある事業所では、企業の海外進出の影響で、生産量も従業員数も3分の1に減少。企業しては、メリットこそあれ何のダメッジもないのかも知れません。しかし、雇用の減少で、地域経済には大痛手です。別の事業所では、組織の大改革で従業員がほとんどいなくなり、組合事務所も閉鎖していました。企業の合併で、組合も組織変更に直面しているところもあります。
労組と民主党の関係が議論になっています。それぞれ別の存在ですから、政策が異なることがあるのは当然です。労組の既得権擁護もありますが、共通の社会的課題も極めて多く、協力は必要です。労組が民主党に、政策の実現を求めて働きかけるのは自由ですが、党もその判断で協力したりしなかったりします。緊張と協力の両面を持った関係なのです。それ以上に、個別の政策の異同を理由に、党が労組との関係を持ったり持たなかったり色分けするのは、党による労組の選別になり、正しい関係ではありません。企業や経済団体との関係も、その限りでは同じです。
松下労組の大会では、5分程度の挨拶をさせてもらいました。18時過ぎの便で空路上京。代表選の打ち合わせ。