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10月7日(火) 法務委(大臣所信)、幹事会、小宮山さん、帰岡

今日は10時から、法務委員会。新法務大臣の野沢太三さんの所信を含めた挨拶と副大臣らの挨拶を聴取。大臣所信の特徴は、犯罪の多発が深刻な状況になっていることを反映し、全文80行のうち60行近くを、治安の維持や刑事司法の強化に当てていることです。司法制度改革や民事関係などは15行しかありません。犯罪認知件数は7年連続で増加し、刑法犯検挙率は20%程度に落ち込んでいます。検挙率の改善、処罰の厳正化、行刑と更生保護の充実、少年犯罪対策、出入国管理の強化、国際犯罪防止対策などと、課題山積です。こんな日本に誰がしたと、問いたいところですが、対策も重要。民主党は、4年間で警察官を3万人増員し、仮釈放のない終身刑を創設します。

引き続き、野沢大臣から、裁判官の報酬と検察官の俸給の減額改定の法案につき、趣旨説明を聴取。質疑は9日です。

党首討論日程の折衝を続け、12時30分から30分間強、国家政策委員会両院合同幹事会。前国会で「申合せ」が見直されたので、今回は、会期が始まって初回の党首討論ですが、参議院側の私が会長となります。まず、山崎官房副長官の挨拶と幹事の紹介。次いで、日程協議ですが、参議院でのテロ特措法延長法案の審議をにらみながらの協議で、各会派に思惑の違いがあるので、若干のやりとりがあり、結局9日15時からと決定し、法案審議の状況を見て調整をすることとしました。調整は、衆議院の瓦委員長と私とに一任です。やっと開会が決定しました。

13時半、地元テレビのご挨拶。14時、日本精神病科院協会関連の政治献金をめぐり、取材。15時、前国会中に他界された日野市朗さんの奥様がご挨拶。デスクワーク。17時過ぎ、参議院テロ防止特別委員会の理事会協議で、採決の日程が持ち越されたので、瓦委員長と打合せ、党首討論の日程調整も持ち越すことを決定。民主主義は、時間のかかるプロセスです。

18時半から、小宮山洋子さんのパーティー。菅直人代表が、挨拶で、民主党政権の閣僚名簿を検討中と述べ、民間の意中の人に、政権を取る前に公表を承諾していただくのは、極めて困難と付け加えました。微妙な問題です。20時前の新幹線で帰岡。


 
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