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2月26日(水) もんじゅ判決、外国人PT、憲法(質問)、NC、打ち合わせs

今日は8時から、経済産業部門会議と「原子力安全性検討委員会」の合同会議。名古屋高裁金沢支部の「もんじゅ」判決につき、調査結果報告の協議に参加しました。この判決に対し、上告審の判断を求めることがいけないとは思いませんが、運転再開に向けて拙速の措置を取ることなく、上告審の結果が出るまで、冷静に待つべきです。また、この判決の射程範囲は、「もんじゅ」という特定のFBR(高速増殖炉)原型炉の設置許可処分が無効かどうかですが、これに止まらず、FBRを含む核燃料サイクル計画を継続するかどうかにつき、検討し直す時が来ていると思います。報告は、午後の「次の内閣」でも了承されました。

11時から、「在日外国人問題PT」。私が座長で、大泉町の視察報告の後、出入国管理・難民認定法の民主党改正案につき、衆議院法制局と協議。既に中間報告で大筋の了承を得ている骨子を、細目にわたって検討し、要綱までの作業を法制局に依頼しました。

12時から、国対・理事合同会議。13時から2時間強、参議院憲法調査会。人権保障のあり方と方法につき、常本照樹教授と三井誠教授から参考人として意見聴取し、質疑。私も20分間、質問。まず、判決が社会改革に対して有する影響力につき、ハンセン病国家賠償判決や違法収集証拠排除判決を例に、議論しました。さらに、刑務所の不祥事根絶のため、人権擁護体制のあり方や昨年12月に国連総会で採択された拷問禁止条約の選択議定書の批准につき、議論しました。(会議録

15時から、「次の内閣」の会議に出席し、難民法制の補充中間報告につき説明。要綱作成まで作業を進めることが了承されました。北朝鮮問題、パートタイム労働、産業再生法案など、案件山積です。

15時45分から短時間、菅代表と打ち合わせ。17時半から1時間、民主党憲法調査会の進め方につき、仙谷由人さん、枝野幸男さんと打ち合わせ。新体制の下で、会の位置付けも変わります。来客。


参議院憲法調査会

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