江田五月 活動日誌 2003年5月 >>日程表 ホーム総目次5月目次前へ次へ

5月1日(木) メーデー、国際協調主義

今日は、メーデー。いよいよ風薫る五月、私の月です。社民連代表当時は、東京の中央メーデーに参加して祝辞を述べていました。今は、地元のメーデー行事は先月中で終わり。

午前中は、宿舎でゆっくり。午後から議員会館に出かけ、書類の山となった机の上の整理に取りかかりましたが、来客。自由党との関係や緊急事態法制についての取材です。16時前に退出し、JRで孫たちに会いに出かけました。

それにしても、大変な時代です。戦後一貫して日本は、国連を中心とする国際強調主義を国是としてきました。憲法の空洞化と言われても、この国是は守ってきました。安保条約も、国連を前提にしています。しかし、国連が危殆に瀕した今、公然と、憲法をはじめとする国連中心主義の法体系を見直すべしという議論が、出てきました。

第二次大戦が終了したときや冷戦が終結したときに、世界が掲げた理想を、これからもあきらめずに追い求めていくのか、恒久平和の理想など所詮人類には無縁だとあきらめて、国際社会での法の支配を放棄するのか、岐路に立っています。私にとっては、この理想を放棄するのなら、政治家をやめたほうがましです。

昨日までのうっとうしい空模様が一転、緑の風にこいのぼりが元気よく泳ぐ、さわやかな一日になりました。お天気は、放っておいても良くなります。しかし政治は、放っておいたのでは、悪くなることはあっても、良くなることはありません。子どもたち、孫たちのために、頑張りましょう。


風呂上りの生(いくる)とおっぱい飲んだ薫(かおる)

活動日誌 2003年5月1日(木) >>日程表 ホーム総目次5月目次前へ次へ