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7月5日(火) 役員会、常幹、参院役員会、衆院本会議、死に体法案、勉強会、難病議連、石垣さん

今日は衆議院本会議での郵政法案採決の日です。8時5分から1時間強、役員会。岡田代表が挨拶で、都議選の「小さな勝利」という結果に触れ、石原都知事との違いを明確にしていくよう求めました。次いで、郵政法案の本会議対応につき、さまざまな角度から分析し、動議乱発の手段はとらないことを確認したうえ、対応を川端幹事長と鉢呂国対委員長に一任しました。

10時から1時間強、常任幹事会。岡田代表の挨拶と都議選をはじめとする報告の後、意見交換し、本会議対応を一任。次いで、党務の報告・承認事項の協議。道府県議会選挙につき、空白区解消、複数擁立、女性候補発掘との方針で、地方組織に方針を立てるよう指示することを決定。

12時から1時間弱、参議院の常任役員会。私が挨拶で、都議選の結果を報告して協力にお礼を述べ、衆議院での郵政対応を報告。衆議院側から、竹中大臣の不信任案は提出しないとの連絡があり、参議院側の対応を協議しました。直嶋正行さんから、会計検査院法改正案の説明があり、了承。

13時から1時間半強、衆議院本会議を傍聴。自民党参議院議員も10人ほど傍聴しておられました。採決直前に退場する議員が出、議場閉鎖が宣告され、傍聴席も含め議場全体が緊張感に包まれました。白票233対青票228。5票差で可決。自民党から37人が反対、14人が棄権しました。この皆さんは確信を持った法案反対派です。白票の中には、確信のない人がかなりいるはずです。

議院内閣制のもとで、与党からこれだけの造反が出、超僅差で可決というのは、やはり異常事態です。しかも、大変な締め付けの結果です。郵政法案は、形式的には衆議院通過に瑕疵はなく、いわゆる「荷崩れ」ではないでしょう。しかし法律は、単に形式的に成立すれば良いというものではありません。法律が法律たり得るためには、国民を納得させ、法律に従うことを正しいと感じさせる力がなければなりません。この法的確信によって支えられていることが、法律の実質であり命なのです。郵政法案はこの点で、致命的な欠陥法案といえます。法案は「死に体」で、セミの抜け殻です。小泉内閣も、同じことになったと思います。参議院の役割は、このことを現実化させることだと思います。責任重大ですが、奇手や妙手はありません。誠心誠意、審議を尽くすだけです。

障害者自立支援法案についての陳情の皆さん

15時過ぎ、障害者自立支援法案反対の要請に、当事者の皆さんが来られました。

15時半過ぎから1時間強、参議院民主党内の関係委員会メンバーで、郵政法案勉強会。大塚耕平さんを講師に、これまでの議論の経過をおさらいしました。私はメンバーではありませんが、聴講させていただきました。

17時半、民主党難病対策推進議員連盟の設立総会に出席。議員72名の参加で、関係団体の皆さんの要望もお聞きし、これからの活動に大きな期待が寄せられました。

18時過ぎ、新見市の石垣正夫市長が、過疎地域自立促進に関する要請に来られました。全国市長会の過疎関係都市連絡協議会の会長に就任されたとのことです。

このほか、取材が相次ぎ、また輿石幹事長、今泉国対委員長との詰めた協議も行いました。郵政法案の舞台は参議院に移り、熱くて長い夏が始まります。


郵政関連法案衆議院可決について

 民主党岡山県連 会長 江田五月

委員会で修正議決された郵政法案が、衆議院本会議で、賛成233、反対228で可決された。民主党の指摘どおり、法案も修正案も欠陥だらけで、手法の乱暴さもあり、自民党内の造反は予想どおり大量となった。小泉政治は深刻な事態に陥った。参議院はこの結果を受け、衆議院のカーボンコピーでなく、充実した審議により疑問点をあぶり出し、廃案・否決となるよう議員会長として全力をあげる。


社会福祉法人「むぎの会」長峯施設長 新見市の石垣市長が来られました

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