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7月28日(金) 矢口さん葬儀、帰岡、「嵐の湯」

今日は議員宿舎でゆっくりし、11時に発って11時半から、故・矢口洪一さんの葬儀・告別式に参列しました。元最高裁判所長官で、25日に逝去されました。享年86歳。合掌。

私は司法修習生時代に、1967年8月から11月まで、東京地方裁判所で民事裁判の実務修習を受けました。修習生は一般の民事事件を扱う通常部に配属され、実際の訴訟の判決起案をして添削を受けたりします。矢口さんは当時、確か手形部所属でしたが、修習担当の裁判官で民事修習全体の面倒を見ていただき、飲んだり打ったり、大変お世話になりました。私が裁判官に任官する際にも、お世話になったはずです。

その後も親交を得させていただき、特にこの数年は司法制度改革の中で、裁判所改革につき骨太の発言をして存在感をされ、私も大いに勇気づけられました。陪審制に理解を示され、裁判員制度の設計に当たっても、官僚裁判の枠を打ち砕く発想をお持ちでした。2000年7月11日に民主党の法務部門会議にもお出ましいただき、大変に啓発される話を伺いました。私が、「最近は裁判官を経済界に研修に出すなど、努力をしていますね」と訊ねると、「外に研修に出しても恥ずかしくない優秀なのを出しているので、まだまだだよ」と喝破されました。わが意を得た思いでした。

14時前の新幹線で、帰岡。18時から知人に誘われて、津村啓介さん、草苅隆幸さんと一緒に、地元の薬石浴の「嵐の湯」に入りました。気分爽快になったところで、みんなで会食からカラオケまで、盛り上がりました。


嵐の湯 津村さん、草苅さんら
 

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