江田五月活動日誌 2008年6月 >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ

6月27日(金) ディリ2日目、要人と会談s、NGO、答礼宴

今日は終日、東ティモール・ディリ市内でした。7時半にホテルを出て7時45分過ぎから1時間ほど、ラモス・ホルタ大統領が私邸での朝食会を開いてくれました。木立の中の爽やかな風の吹き抜ける伝統的な住居で、エアコン無しとのこと。久闊を序して怪我の回復を祝い、これからの国づくりの抱負などを聞きました。まだ時に、傷ついた神経が痛むとのこと。国連人権高等弁務官への立候補の要請があるが、国内政治が最優先で、考慮中だそうです。

朝のディリの海岸 ホルタ大統領私邸の朝食会
話し込んで 朝食
勢ぞろい

9時半から首相府で30分強、シャナナ・グスマン首相と、大勢の大臣たちと一緒に会談。久しぶりですが極めて元気そうで、首相職を楽しんでいるようです。10時半前から法務省で、ルシア・ロバト法相と会見。旧知で聡明な女性で、法の支配の確立に大奮闘中ですが、まだまだ課題山積です。

グスマン首相と閣僚の皆さん プレゼント交換
勢ぞろい
ロパト法相と プレゼント交換

11時半から外務省で、外相代行のグテーレス副首相と会談。外務省の建物は、新しく中国の支援で出来たもので、東ティモール唯一のエレベーターがあります。高楼があり、海も山も素晴らしい眺めで、気宇壮大になります。自衛隊の派遣も評価され、日本の国連常任理事国入りへの支援も言明されました。

グテーレス外相代行と
会談 外務省の建物は中国の援助
NGOの皆さんと

12時半から14時前まで、ここで働いているNGOの皆さんとの昼食懇談会を開きました。若者ばかり9人が参加してくれましたが、そのうち7人は女性で、うち1人はここの男性と結婚し、2人の子育て真っ最中で、家族や親族関係のことや教育のことなども知り尽くしていました。スープもオムレツも山盛りで、話も盛り上がり、有益でした。

この後、14時半から国民連帯党のフェルナンダ・ボルジェス党首と、15時45分から公共機材管理院のジョアニコ・ゴンザルベス院長と、17時からカレ国連事務総長特別代表と、会談が続きます。そして19時から、私の主催で答礼宴です。(14:20)


要人と、答礼宴
14時半からのボルジェス党首との会談は、40分ほど、ホテルの私の部屋で行いました。抵抗闘争中の日本からの支援に感謝の言葉をいただき、IPU(列国議会同盟)活動での協力や女性の社会参加などにつき、意見交換しました。

ボルジェス党首と ゴンサルベス所長と

15時45分から30分強、国民議会の建物内にある公共機材管理院のジョアニコ・ゴンザルベス院長から、機材の調達や管理、要員の養成などにつき説明を聞きました。日本の自衛隊が残した機材も、丁寧に保守管理され活躍しているようです。最後に、実務に当たっているスタッフの皆さんを激励し、議事堂前で記念写真を撮りました。

テレビ取材 スタッフを激励
議事堂前で カレ特別代表らと

17時から30分強、国連派遣団(UNMIT)の施設内で、カレ国連事務総長特別代表らと会談。日本の協力につき、自衛隊の活動も含めて、高い評価をいただきました。私からは、併せて若いNGOの皆さんの貢献もぜひ評価してくれるようお願いしたら、最後に、彼の秘書役として頑張っている五十嵐さんを紹介されました。ホルタ大統領は、記者会見で、人権高等弁務官への立候補はしない旨を明言され、私もカレさんも、この判断を適切と評価しました。

記念品交換 若いスタッフの五十嵐さんと

19時から1時間半ほど、ホテル内で、私の主催で答礼宴を開き、ラサマ議長、グテーレス副首相ほか関係する大勢の皆さんに来ていただきました。私の挨拶に続き、尾辻会長の乾杯の音頭で始まり、中締めは輿石会長。シスター中村にも、久しぶりに会えました。

ラサマ議長が駆けつけ 乾杯は尾辻会長
懇談 中締めは輿石会長

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