江田五月活動日誌 2009年7月 >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ

7月13日(月) 里深さん、江橋さん、議運、本会議、記者懇、河野議長、谷福丸展、川久保さん

今日は、10時過ぎに議長室に入り、打ち合わせ。

午後から、臓器移植3案の採決をしますが、票読みが全く出来ないので、すべてのケースにつき議事運営の用意をしました。最初に修正案の採決で、可決されると修正部分を除く原案の採決に移ります。これが可決されると修正議決となり、衆議院に回付されて、子ども脳死臨調法案は採決されません。この否決は想定困難ですが、仮にそうなると、改正案は否決で衆議院返付となり、臨調法案の採決に移ります。修正案が否決されると原案の採決となり、可決されると成立です。否決されると衆議院返付となり、臨調法案の採決に移ります。臨調法案が可決されると、衆議院送付となります。否決される場合もあります。回付案が衆議院で同意されれば、また、送付案が衆議院で可決されれば、その案が成立です。回付案に不同意の場合や返付の場合は、両院協議会や再議決がテーマとなります。いずれの場合も、可否同数で議長裁定の場合と定足数不足の場合も想定しなければなりません。修正案可決で、修正部分を除く原案が定足数不足の場合は、場内協議で決めることになりそうです。

11時から、旧知の里深文彦さんが来て、暫時懇談。12時から、江橋崇さんが来て、暫時懇談。12時20分、西岡議院運営委員長らが来て、意見交換。12時40分、議院運営委員会。13時から5分間、本会議を主宰しました。議題を宣告して討論を終結し、日程第1の臓器移植法改正案につき、まず修正案の採決で、72対135で否決。そこで原案の採決に移り、138対82で可決、成立となりました。最後に、子ども脳死臨調法案は採決しないことになった旨を宣して、休憩としました。13時20分過ぎから、この結果につき記者懇を行いました。

里深君 記者懇
問責決議案

その後、議長公邸に移り、来客応対やデスクワーク。15時から10分強、私から申し入れて、衆議院の河野議長と会談。一昨年の参院選以来、衆参の多数派が異なる国会となり、両院関係につき改革を要する場面が表面化してきました。両院協議会、同意人事案件、予算や決算などですが、とりわけ両院協議会については、各院で協議員から各議長に改革の提起があり、それぞれ検討を進めましたが、あまり進捗していません。そこで、各院が別々に検討しても成果は得られにくく、両院議長の発案で両院にまたがる仕組みを作って検討を進める必要があると意見を述べ、河野議長の賛同を得ました。今後の課題です。

16時過ぎに連絡を受け、16時10分に議長室に戻ったところに、簗瀬、井上、近藤の3野党会派国対委員長が揃って、麻生首相の問責決議案を提出に来られ、受け取りました。直前に衆議院でも、内閣不信任案が提出され、国会は一気に緊迫してきました。

今日から、衆議院の元事務総長の谷福丸さんが洋画の個展を開いており、17時半に懇親会に出席。中座して議長公邸に戻り、デスクワーク。19時半から2時間ほど、知人ら20人ほどで、ホームパーティー。2002年チャイコフスキー国際コンクール最高位の川久保賜紀さんのバイオリン独奏を楽しみました。

谷画伯 川久保さん

【外部リンク】参議院ホームページ
臓器移植法改正案及び子どもの脳死臨調設置法案の本会議における審議


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