江田五月活動日誌 2014年8月 | >>日程表 | ホーム/総目次/8月目次/前へ|次へ |
今日は、昼過ぎまで自宅でデスクワーク。まとまった時間が取れて、依頼されていた原稿が書けました。
14時半に出て、15時から、岡山パブリック法律事務所設立10周年記念行事に出席しました。司法制度改革の流れの中で、10年前に地方都市としては初めて岡山で、都市型公設法律事務所として開設され、5年前の9月5日には設立5周年記念懇親会に私も出席しました。第1部の記念式では、岡山弁護士会の佐々木浩史会長が主催者を代表して挨拶し、日弁連の大迫副会長と岡山大学の上田法務研究科科長に続き、同会所属弁護士でもある私も祝辞を述べて、司法アクセスの質的改革のために果たしている当事務所の目を見張る役割を高く評価し、山下議員が続きました。
岡山パブリック10周年記念行事 - 挨拶続いて活動報告に移り、所長の井上弁護士が10年の歩みを、さらに津山支所につき高木弁護士が、岡山大学内支所につき水谷弁護士が、成年後見センターにつき西尾弁護士がDVDで、生活保護支援につき藤井弁護士が、最後に司法と福祉の連携につき新名社会福祉士が、それぞれDVDの外はパワーポイントを使って報告しました。これまでの弁護士活動とは質的に異なって、司法サービスに対するニーズのある現場にアウトリーチを広げ、事務員も含めてチームで行う活動の報告に、深い感銘を受けました。
時間が押してしまいましたが、第2部のシンポジウムに移り、東京パブリック法律事務所初代所長の石田武臣弁護士が基調講演をして、都市型公設事務所のこれまでの実践を振り返り、今後の役割につき、積極的駆け込み寺、新人の養成拠点、公的刑事弁護拠点、裁判官制度改革と法科大学院との連携を上げて説明しました。私とは、司法研修所20期の実務修習のときに東京3班で一緒でした。さらに、岡山弁護士会公設事務所支援委員会委員長の市本弁護士がコーディネーターとなり、岡山パブリックの勤務経験があり今は公設事務所や法テラスで、さらに任期付公務員として働く5人の若手法曹有資格者が、勤務当時のことや現在の仕事につき報告しました。
18時になって、やっと第3部の祝賀会となりました。共催の中弁連を代表して小野理事長が挨拶し、日弁連の公設事務所等委員会の藤田委員長の挨拶と乾杯の音頭で懇談となったところで、私は中座しました。19時前に帰宅すると、ももちゃんと一生君がパパと来ており、夕食を共にしました。
同 - 乾杯