活動日誌 1999/12 |
午後4時から永田町の憲政記念館で民主党憲法調査会の第1回総会が開かれました。鳩山由紀夫民主党新代表直属で会長は鹿野道彦副代表、私は事務局長に指名されました。
この会の目的は、従来の護憲・改憲論議の枠を超えて、21世紀の“新しい国のかたち”を議論して新しい憲法体制を構想することです。民主党の全国会議員がメンバーで、来年の通常国会から衆・参両院でスタートする国会の憲法調査会にも対応するものです。
第1回総会の記念講演は正村公宏専修大学教授に「20世紀の総括と21世紀日本の展望」の題でお願いしました。国会情勢緊迫の日でしたが、46名の国会議員が出席しました。月1、2回のペースで講師の話を聞いていく予定です。次回は1月25日。講師は坂本義和東大名誉教授です。
倉敷商工会館で民主党岡山県第4区総支部結成大会が開かれました。150名以上の参加でよいスタートでした。私も県連代表として真鍋連合岡山会長とともに激励のあいさつをしました。
4区総支部代表は熊谷裕人(くまがいひろと)さん。37歳の衆議院岡山4区の民主党公認候補です。彼は石田美栄参議院議員の政策秘書で、党本部職員の経験もあり、政策と政治活動の即戦力になれる逸材です。相手は前総理、しかし地に足をつけて頭をさげて全力でぶつかれば横綱がしりもちをつくこともあると思います。
これで1区の河田英正、2区の中桐伸五、3区の樽井(たるい)良和の3候補とあわせて4人となりました。残る5区については、来年1月中に決めて、岡山県連の総選挙体制を完成させたいと思います。
くまがい 裕人
私は、政官財が癒着し硬直化した政治構造を改革したいという思いで、政治の世界に係わり初めて早15年になりました。議員の秘書としての本分を全うしながら常に初心を忘れず、閉塞した現状を打破するためには何をするべきなのかということを考えておりました。 今、悲しいことに私の日々かかわっている政治は、国民からの信頼を完全に失っています。それは、改革、変革のかけ声ばかりで、旧来型の利権中心の政治スタイルから抜け出る努力もせず、自らの保身のため数合わせに汲々とする政治家の姿に失望し、不信を募らせているからではないでしょうか。 また、変革を避け、古い体質にしがみつき、危機を先送りする姿に将来に対する希望を失っているからではないでしょうか。 さらには、自分だけ良ければよい、今だけ良ければよいとばかりに、国と地方合わせて600兆円にも上る借金をつくり、将来へツケを膨らませている姿に思いやりや愛情を全く感じられないからではないでしょうか。 私は、この改革を避け、古い利権体質の現在の政治体制に『今、政治に信・望・愛』をキャッチフレーズに真正面から挑み、国民から信頼され、国民へ希望と安心感を与え、国民が自分を愛し、隣人を愛し、勲位を愛し誇れる政治を実現するために、皆様とともに歩んでまいりたいと思います。 改革のないところに景気回復も雇用創出も将来への展望もありません。 |
活動日誌 1999/12 |