民主党副代表・参議院議員 江田五月
|
昨年から民主党は、政府予算とは別に独自の予算案を作っています。国民から預かった税金を、官僚任せにしないで使い途を決めるべきだと考えるからです。
平成16年度の民主党予算案の大きな特徴は、次の7つです。
|
(1)
|
マニフェストの全項目を予算化して、財政的にも政策実現が可能であることを示しました。政府予算に比べ、総額を5兆円減らします。 |
(2)
|
年金の個人負担を減らします。国の負担割合を1/3から1/2に引き上げるために、2兆7千億円の予算を計上しました。さらに医療費の窓口負担軽減や失業対策などに3兆8千億円投入します。 |
(3)
|
岡山をはじめ、地方を大切にします。地方が自由に使える財源を、国から地方に19兆円委譲しました。 |
(4)
|
財政の健全化をめざします。国債発行額(国の借金)を政府案より1兆2千億円削減します。 |
(5)
|
潜在的な需要を引き出すことで、125万人の雇用を創出します。 |
(6)
|
中小企業の活性化をはかります。日本経済の再生の柱である中小企業のために政府案の約2倍の予算を確保しました。 |
(7)
|
税金の無駄遣いを排除して、政府案よりも12兆円の歳出削減がはかられています。 |