2007年3月24日 RSK-TVの国会報告

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国会報告です。今日は民主党の江田五月さんです。


○(聞き手:近藤季樹さん)今週は江田さんにおいでいただきました。こんばんは。

こんばんは。

○今日は岡山に安倍総理大臣が…。

そうらしいですね。ついさっき駅前で何かやられたらしいですね。

これは参議院選挙がらみなんですよね。岡山はともかく安倍さんたちのほうは超大物、こちらは二回り年下の女性候補というのでね。(新人で。)私は注目されればされるほど嬉しいということなんですけれども。しかしね、あの超大物さんもね、何かまた吠えたらしいですが。(ええそうですね。)高級公務員の天下りの関係でね、新人材バンクとか言うんですけれども、私たちは、こんな天下りとか談合とかがグジャッと一緒になっているような今の状況を、これはもうスパーッと変えなければいけないのでね。「超大物さん、本当にそれでいいの」と言いたいですよね。

○今年は選挙の年ですから、いろいろそういったところも有権者は見ていかなければいけないということになるんですね。

すでに知事選挙が始まって、私はこのあいだ北海道に行ってきたのですが。北海道なんかやっぱりね、地方の切り捨て格差の拡大で、もう本当に悲鳴をあげているのですよ。だから統一地方選もそうですが、国会もやれ憲法だ教育だと安倍さんの方は言っているけれど、そうじゃなくて、やっぱり格差をどうするんだと。今本当にずいぶん広がって…、たとえば中小企業にしても、農業なんかもね、これからどんどん切り捨てされようとしている方向ですから。私どものほうは格差是正緊急措置法案というのを、もう提案をしたんです。ですから、たとえば障害者自立支援法。これも実施を一時凍結をするとかね、あるいは雇用の年齢差別の禁止とか、最低賃金のこととか、奨学金のこととか、いろんなことを入れ込んで国民に問いたいと思っています。

○それから今問題になっている政治と金ですが、いろいろなテーマというのがありますよね。

政治と金の問題は、やっぱり松岡農水大臣ね、まずいですよ、そりゃね。民主党もあるじゃないかと言われまして、たしかに私どものほうも間違いはあった。だけどこれが間違いだから謝って訂正した。松岡さんのほうは一銭も金のかからない議員会館の光熱水費に何百万円も計上して、それで「これでいいのだ!」というのですからね、それはやはりまずいですよ。

そして金の問題もあるけれど、もう一つ、やっぱり安倍さんの政治のまずいのはね、憲法をオモチャに使う。憲法で選挙をやって自分が三分の二を取って、憲法を自分の思うとおりに変えようと。その前ぶれとして国民投票法をやろうというのですから。これはね、国民投票も僕ら議論はしますよ。一般的な国民投票の制度もいいんじゃないかとか、いろいろわれわれの案も出しているのですが、そういう本当に真面目な真剣な議論をするんじゃなくて、選挙の道具にというんじゃ僕らは「反対!」と言わざるを得ない。

○そのあたりを私たちも見ていかなければいけないと。

よろしくお願いいたします。

○ありがとうございました。


2007年3月24日 RSK-TVの国会報告

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