1999/06 五月会だより No.91 ホーム主張目次たより目次前へ次へ

みなさんありがとうございました

統一地方選報告

今年前半は選挙の連続。岡山市長選挙は残念でしたが、県議選、市議選は大善戦。大変お世話になりました。

安宅市長は、名市長だったと思います。ただ、素晴らしい業績を市民に知ってもらう努力が足りず、不況風の中、市民の期待が新人に集まるのをくいとめられませんでした。

新市長の手腕はまだ未知数。市民の監視や提言が大切です。

県議選では岡山市一区で姫井由美子さんが一万五千票強で二位当選。市民、特に女性の共感を得た結果です。二区では実力派の森本徹磨さんが一万票弱で五位当選。核ができました。橘さんの後が二人になったのも大成果です。邑久郡の山本秀一さんが一名区で自民大物に競り勝ったのも重要です。草苅さん、松山さん、三原さん、鈴木さん、長瀬さん八人で会派を作りました。岡山市議選では羽場頼三郎さん、若井たつ子さんに加えて、新人の田原清正さんがみな四千票強で並んで当選。串田さん、楠さん、高津さん、近藤さんと七人で会派を作りました。

赤磐郡の徳永純子さんは出遅れがたたり、惜敗でしたが、次につながる結果でした。

国会と地方議会を市民ネットワークでつなぎ、大活躍します。ご支援ください。

県議選結果(岡山市と邑久郡)  岡山市議選結果


国会報告

国会に復帰して十ヶ月以上がが経ちました。参議院は少しは暇かと思ったのですが、衆議院以上に超多忙です。

ガイドライン法案については、民主党は国会のコントロールが不充分で日本の主体性に欠けるので、反対しました。私自身は、あくまで日本は国連中心主義でいかなければならないと考えています。

この国会はガイドライン法案だけではありません。

まず予算委員会では、中村法務大臣を追及。事件の一つ一つは小さなことですが、全体を見ると軽率さが目立ち、法の番人としての「公正らしさ」がなく信頼できません。しかし、あの辞め方にはびっくりしました。

理事を務めている総務委員会は、重要案件の連続。

まず情報公開法。県や市に条例があるように、国にも法律をというわけ。民主主義では行政の手元にある情報は、国民のために国民に代わって持っているのですね。だから、主権者が見せなさいといったら、隠してはいけないのが原則です。野党は十数年にわたって議員立法を出し続けましたが、自民党の反対で潰されてきました。そのうち一つでも成立していれば、公務員の不祥事も防げたのでは。

野党側の責任者として、裁判の件で再修正を実現し、制度を仕上げました。つばぜり合いの連続で緊張しました。そして男女共同参画社会基本法。前文を付けてわかりやすく修正しました。とりまとめは大変でしたが、今後この法律を活用することが大切。

行政改革では、民主党案を作りあげる責任者。憲法論議でもコソボや東チモールのことでも、また広報委員長代理としても大車輪の毎日です。

sign.gif (369 バイト)  


江田五月グループ 議員連絡会スタート

5月9日、江田五月グループの「議員連絡会」がスタートしました。メンバーは江田五月参議院議員、森本徹磨、姫井由美子、山本秀一の三人の新県議会議員と、羽場頼三郎、若井たつ子、田原清正の三人の岡山市議会議員、あわせて七人です。

議員連絡会の目的は、国会・県議会・市議会の連絡を密にして、情報交換・政策研究・情報発信し、連係プレーで活動していくことです。

当面、「情報公開」「介護保険」「財政再建」「雇用創出」「ゴミと環境」「男女共同参画」を政策テーマとして毎週あるいは隔週に会合を開く予定です。

今後はさらにメンバーをふやしてパワーアップしていくことも考えています。

 

統一地方選を終わって

統一地方選も終わり、新緑が輝く、さわやかな季節となりました。江田五月会の皆さんには大変ご苦労さまでした。江田五月グループ6人全員が見事に当選し、安宅市長落選のうっぷんを少し晴らすことができました。両選挙を通じて、ベテランの議員が必要なことはもちろんですが、それにもまして若い力、新しい力が求められていることを痛感しました。

6人の皆さんが県民そして市民のために全力をつくされるよう期待します。

江田五月会会長 河原 昭文  

参議院選から統一地方選と一年間に4度の選挙に青息吐息。同じ目的で生まれる仲間意識と独特の連帯感で乗り切ることができました。自分を取り巻く生活を、政治を通して見直すチャンスでもあり、選挙への関わりを敬遠していましたが、一歩踏み出すことで、新しい発見をした思いです。

応武 則子  


統一地方選の結果と今後の方針について 江田五月会事務局

江田五月グループにとって統一地方選の結果は、県議三名、岡山市議選三名の全員当選でした。岡山市長選の敗北の直後で厳しい環境でしたが、結果は大変よかったと思います。しかし、途中経過は問題点続出で今後に向けて細かくチェックする必要があると思います。県議選は自民党絶対多数の構造は変わりませんでしたが女性候補者や若手新人候補の活躍など「変化の胎動」も感じられました。四年後の県議選では全選挙区によい候補者を立てて、自民党を少数派にしたいと思います。

江田五月会としては、五年後の江田五月の全県選挙へ向けて、四年後の統一地方選、二年後の参院選、78市町村の長と議員の選挙、そして少なくとも二度はある衆議院選挙を視野に入れて、五月会と民主党支部全県78市町村462小学校区のネットワークをつくり上げたいと思います。


江田五月グループの一員として、四年間ガンバリます!

himei-1.gif (3224 バイト) 県議会選挙では、暖かいご支援をいただきまして、ありがとうございました。皆様からの声を大切に、女性として、司法書士、リサイクル活動家として、人権・環境・福祉・財政問題に積極的に取り組みます。まずは、「県政工房21」という研究会を組織し、情報公開を進める等、県政を身近なものにするための活動を始めます。

県議会議員 岡山市第一区 姫井ゆみ子 

「走れ!姫井」新人候補にとり、最大の難関はいかに存在感をアピールするか。姫井のトリエは若いこと、そして女性であること。若さを強調するために走れ走れの毎日。街頭スポットであれ、個人演説会であれ、とにかく走ること。おかげさまで県会に送っていただいた後も姫井は走り続けます。

姫井選対 前原幸夫 


morimoto.jpg (2994 バイト) 県議選に初挑戦、当選させていただきました。ご支援に心から感謝します。今岡山県は大変な状況ですが、今回の選挙で自民党がさらに議席を伸ばし、ますます一党によるご都合主義の県政が危惧されます。情報公開による県民の皆さんとの共同作業で、公明・公正な岡山県を創るため全力で頑張ります。

県議会議員 岡山市第二区 森本徹磨 

市長選渦中で立候補を表明し、生活基盤のない選挙区でたたかう森本は「出足の遅れ」と「知名度の低さ」の克服が重要な課題であった。

NTT労使の結束、質・量ともに行動した労組選対の縦軸を、江田五月会とNTT(現・退)による学区選対の横軸の活躍が勝因となった。

森本選対 渡辺義信 


yamamoto.jpg (2795 バイト) 江田五月会の皆様、県議選では大変なお世話になり、本当に有り難うございました。

私は県政に蔓延していた上意下達の命令型政治に大きなブレーキがかかったと確信しています。住民の参加型政治を進め、岡山県のさらなる活性化のため頑張ります。引き続きよろしくお願い致します。

県議会議員 邑久郡 山本秀一 

四年前、初陣を飾れなかった山本君が四年間の必死の努力をして、みなさまのおかげでついに強敵に勝つことができました。うれしい限りです。山本君には県政に新しい風を吹き込んで、県民のための開かれた県政を実現することを強く望みます。それが四年後につながります。

山本選対 山下照雄 


haba.jpg (3170 バイト) 選挙は連呼だけではダメ。そんな思いでスポット演説を主体にしたのですが、広い市内を回りきれませんでした。おかげで声を聞かなかったというお叱りが数多く寄せられました。この場をかりてお詫びいたします。次の機会にはもっと工夫して、選挙の原点を極めてみたいものです。

岡山市議会議員 羽場頼三郎 

羽場の二期八年間の活動を理解して下さった方に感謝しています。人と人のつながり以外に頼るものがないという事は並大抵ではありません。「市民リポート」を出しつづけ、それが確実に読まれていたことが底力になりました。市民選挙を実践できて、うれしい思いです。

羽場選対 須藤曉子 


wakai.jpg (3025 バイト) ご支援ありがとうございました。厚く御礼申し上げます。これからも市民の皆さんといっしょに考え、つくる「住民本位」「市民主体」の岡山市政をめざし、まず来年度スタートの介護保険事業のしっかりとした基盤整備ができるよう働きかけます。また、特に議会改革に力を注ぎたいと思っております。ハートとフットワークで頑張りますので今後ともよろしくお願いします。

岡山市議会議員 若井たつ子 

若井事務所の合言葉は「おとこ手が欲しい」。対照的に女性軍は大活躍。電話かけ、事務作業、台所は完璧でどの事務所にも負けない自信がありました。縁の下の力持ちだけど、当選目指しててづくり選挙。一生懸命頑張りました。若井事務所女性部隊必要ならどこでも駆けつけますよ。

若井選対 黒田益代 


tahara.jpg (3834 バイト) 私は一市民の立場で岡山市議選に初挑戦し、当選することができました。秘書経験もない私でしたが、五月会の皆さんの応援を得ての結果です。心より御礼申し上げます。私の専門分野である情報処理技術を生かした岡山市政の効率化を推進することをお約束いたします。

岡山市議会議員 田原清正 

私は田原清正の同級生です。選挙経験は皆無です。集まってきたスタッフも意気込みとは裏腹に、選挙は初めての人ばかり。そんな選対でありながら、いえ、そんな選対であればこそ後半の集中力はすさまじかった。思いがけない人たちとの出逢いを得て「四年後も頑張ろう」とつぶやいてます。

田原選対 岡田アキ恵 


1999/06 五月会だより No.91 ホーム主張目次たより目次前へ次へ