全国江田五月会ニュース
早いもので、今年も年の瀬となりました。年々、時の経つのが速くなるような気がします。
それにしても、今年の慌しさは極端でした。通常国会冒頭には、小泉首相への代表質問に立って論戦の火蓋を切り、春・秋の統一国政補欠選挙、東京都議会選挙、郵政国会での攻防、解散・総選挙、岡山市長選挙、特別国会と、息つく暇もありませんでした。
民主党は、都議選ではささやかに躍進しましたが、解散・総選挙では、全国的には大敗北。しかし岡山県では、2区と4区で悲願の小選挙区勝利を達成できました。すべて、皆さんのご支援あればこそで、心からお礼申し上げます。
今の国政のありさまを、皆さんはどう見ておられるでしょうか。郵政一本槍で圧勝した小泉首相は、勝てば官軍で、靖国参拝で強情を張り、増税でもリストラでも何でもあり。自民党内は物言えば唇寒しで、来秋まで待とうという寒々とした空気です。政治が機能不全なら、社会は不信のかたまりで、「豆腐のようなビル」が多数出現し、寒波の中に退去命令。子どもの受難が後を絶ちません。
来年は医療制度改革で、お年寄りの負担増が一層進みそうです。米国産牛肉は、本当に大丈夫でしょうか。地方財政は風前の灯。小泉政治の挑戦の要素を無視し、あえて悪いことばかり並べ立てましたが、本当に日本社会はタガが緩んでしまっています。
こんな時に民主党は、何をしているのかとのお叱り、覚悟しています。国民の皆さんの願いをしっかり受け止められるよう、来年こそが正念場。通常国会冒頭の代表質問には、再び私が立つ予定です。全力を尽くします。
忙しさにかまけて、年会費の納入等のお願いが遅れてしまいました。また、来年3月28日（火）に赤坂プリンスホテルで、例年の全国江田五月会主催のパーティー＆シンポジウムを開催の予定です。会員ご優待も用意しています。いつもご無理を申し上げますが、ご支援のほど、心よりお願いいたします。良いお年をお迎えください。
民主党参議院議員会長 