江田五月 活動日誌 2002年3月 (11〜13) | >>日程表 | ホーム/総目次/3月目次/ 前へ|次へ |
今日は8時半から、午後の質問の打ち合わせ。9時から11時半まで、衆議院予算委員会の鈴木証人喚問のテレビ中継を見ました。自民党委員が結構鋭い質問。八百長の印象をなくして、挽回の機会を与えようとしたのでしょうか。民主党の上田、原口両委員も頑張りました。社民党の辻元委員は、さすがですね。事前準備も周到だったと思います。(会議録)
私は、(1)北方領土はどうでも良いと言ったことはない、(2)ムルアカ秘書がコンゴの公務員だとは知らなかった、(3)ソンドゥミリウのことは知らなかったという3点は、偽証の疑いが濃いと思います。(4)ムネオハウスについては入札妨害罪の疑惑があり、(5)800万円の送金は外為法違反が明らか。衆議院での再喚問や議員辞職要求は避けられず、参議院でも証人喚問を求めることになるでしょう。
13時から、参議院予算委員会の一般質疑。15時まで自民党。次いで、福山哲郎さんと私とで、持ち時間片道40分で17時25分まで、川口外務大臣を中心に質疑。
私は、福山さんを引継ぎ、口では北方領土政策に何らの変更もないと言ってみても、現実には、何の有効な歯止めもないまま、ロシアの占拠を固定化するような建造物を建てていることにより、日本の外向的立場を自らの行為で大きく損なわせていること、これは鈴木議員の利権漁りのために、日本の国益が損なわれていることであり、重大問題だと追及しました。川口外相は私の指摘に同調され、調査を約束されました。
さらに、鈴木議員が会長を務める16のアフリカ関係議員連盟のリストも提出して貰い、これらに係るODA案件をすべて調査し、鈴木議員の関与を洗い出すよう求め、約束されました。ロシアからの水産物の密漁・密輸問題も追及し、早急な調査を約束されました。(会議録)
17時半から、「鈴木議員疑惑解明PT」で、明日の質疑方針を決定。18時過ぎ、議員会館に戻ると、記者の取材。参議院憲法調査会事務局と協議。夜は、小川敏夫さんたちと夕食。
今日は、9時から予算委員会。午前中は一般質問で、昨日の続きを行いました。
12時から、常任役員会。参議院でも9時前に、鈴木宗男議員の証人喚問と佐藤優外務省職員の参考人招致を、予算委員会に求めたことが報告されました。衆議院では夕方、鈴木議員の議員辞職勧告決議案を提出します。次いで、予算委員会の動きなどの報告。私が座長の鈴木議員疑惑解明PTを拡充して、BSE対策も受け持つことになりました。私から、鈴木疑惑は福山さん、BSEは郡司彰さんを事務局長とするよう提案し、了承されました。
13時から4時間、予算委員会で外務省問題に関する集中審議。自民党は質疑せず、民主党は若林さんと峰崎さんが、なかなか鋭い質疑をされました。
15時からNC会議。大使と公使の任命に国会の同意を要することとする法律案と、国会の委員会の4分の1で政府に報告や文書の提出を求められるようにする法律案を、議員提案することを検討します。私から、民主党の人権救済法案大綱につき、報道機関を特別救済の対象外としている理由を補足説明し、了承されました。その後私から、これにつき記者ブリーフ。
議員会館で、連合の政策担当者と人権救済法案につき協議。参議院法制局とNPO税制法案につき協議。原稿書き。
今日は8時から1時間、司法書士会の幹部の皆さんと民主党法務部門会議の幹部とで、民主党本部で弁当をつつきながら、司法書士法改正案の問題点などの勉強会。
9時半から議員総会。役員会、NC会議、予算委員会、議院運営委員会等の報告が続きました。10時から1時間半、本会議。公債特例法などにつき、櫻井充さんが素晴らしい質問、再質問。外国為替資金特別会計の1500億円の穴を決算剰余金で埋めるという、極めて難解なテーマなのですが、完璧な理で攻め寄る櫻井さんに対し、塩爺は吉本流の必死の逃げで、議場を湧かせた応酬でした。本岡副議長と懇談。
12時から、国対・理事合同会議。参議院も各委員会とも動き出しました。13時から、予算委員会。浅尾慶一郎さんが、これまた充実した質問で、民主党若手の存在感を示しました。共産党の小泉親司さんの質問も聞かせました。それにしても、鈴木宗男議員を「疑惑のデパート」とは、良く言ったものです。送金手続きのでたらめ、秘書のパスポート偽造に続き、外務省職員に対する暴力で全治1週間の傷害とは、恐れ入ったもので、議員辞職も当然です。
17時から、法務省担当者からテロ資金法案等のヒアリング。17時45分、小平忠正議員。
18時半から、DPJウーマンサポートパーティー。民主党には「女性支援基金」があり、女性の政治参加を資金面で応援していますが、その資金集めパーティーで、大盛会。林真理子さんがウィットの効いた挨拶。中座し、司法研修所同期生と一杯。
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