江田五月 活動日誌 2002年3月 (3〜5) | >>日程表 | ホーム/総目次/3月目次/ 前へ|次へ |
今日は、10時から「連合岡山2002春季生活闘争中央総決起集会」に出席し、民主党県連を代表して、「失業率が0.2ポイント改善されたと言いますが、若年層の求職断念者が増加しており、事態は悪化しています。経済無策の小泉内閣に、今こそ『こんな政府はいらない!』と言いましょう。」と、挨拶しました。その後20分ほど、デモ行進。
11時過ぎから1時間ほど、はたともこさんと一緒に美術展めぐり。私の高校時代の恩師、坂手得二先生の展覧会は、牛窓のオリーブを中心に大作から小品まであり、楽しみました。隣の備前焼展は、意欲的な作品が一杯。次いで、郷土文化財団会員展とシルバー書道展。最高齢は103歳の槇尾襄さん。「日々是好日」と、いきいきと張り詰めた線で力作を書かれ、感心しました。
昼から、はたさんのご実家へご挨拶に。昼食をご馳走になり、激励されました。川端康成の軸と額の書を拝見しました。
小宮山洋子さんがご来岡でしたが、集会には間に合わず、見送りだけ。笠岡市の小学生から、「憲法で平和主義を決めているのに、なぜ自衛隊を派遣できるのですか」と、質問が寄せられました。社会科の授業で、直接聞いてみようということになったようです。卒業間近なので、早く返事をくれとのこと。答をパソコンで打って、最終新幹線で上京。
今日は、9時から予算委員会で、懸案のNGOに関する参考人質疑。国際協力NGOセンター理事長の船戸良隆さんとピースウィンズ・ジャパン統括責任者兼ジャパン・プラットフォーム評議会議長の大西健丞さんに来ていただき、3時間質疑を行いました。
大西さんは、イラクから到着したばかりという慌ただしさの中、鈴木宗男議員との緊迫したやりとりや、外務省局長からの電話の様子などを、実に冷静に客観的に話してくれました。船戸さんは、国際協力に携わるNGOの苦労の実状を、的確に示してくれました。民主党の佐藤道夫さんの質疑の仕方は、賛否両論でしょうか。質疑中から、ご意見メールが入ってきました。
昼からはデスクワークや取材。「人権擁護法案」の対案や「NPO税制法案」の扱いにつき、電話や訪問で走り回りました。人権対案は、明日、NC会議で党議決定します。NPO税制法案は、昨年とはさらに一歩進み、衆議院でも野党4党で共同提案する目処がつきました。
19時から、法務省の幹部の皆さんと民主党法務部門会議の役員と、会費制で中華料理の会食。政治家と役人の付き合い方が議論になっていますが、談論風発、楽しく懇談しました。
今日は、8時から内閣部門会議に出席し、人権機関設置WTを代表して政府案に対する民主党の対案の大綱を説明し、質疑応答の後、了承されました。さらに、「人権教育・啓発基本計画」に関する申し入れを了承し、沖縄振興特別措置法案等につき議論しました。
9時半から、食の安全に関するPTに出席。日本生協連の皆さんからご意見を伺い、意見交換。(1)食品安全行政は、生産振興行政とは独立した第3者参加の組織で行うこと、(2)目的は、国民の健康と食の安全を最優先とすること、(3)食品衛生法を抜本改正し、食品安全行政の法的根拠とすること、(4)食品安全を生産から消費まで一貫管理とすること、(5)リスクアナリシスの考え方を導入することが、強調されました。
11時から、司法と精神医療の連携に関するPT。私たちの説明要求項目につき、法務省と厚労省の説明聴取。12時から、常任役員会。角田会長が、武部農水相と鈴木議員の追及を強調。私は、質問者の選定が重要と発言。12時半から、民主党憲法調査会の運営につき、中野会長らと協議。
13時半から、議員総会。衆議院での予算審議大詰めを迎えて、参議院も緊張してきました。14時過ぎから、党議拘束につき勉強会ですが、私は中座して、来客応対など。14時半から、会派の政策審議会で連合から政策要求の説明聴取。
15時から、NC会議。来年度予算の採決には反対で臨むことを決め、沖縄振興策の中間報告を了承。人権法案の大綱を了承。但し、報道機関を特別救済手続きの対象としないことについては、補足説明をすることになりました。「市民がつくる政策調査会」の概況説明聴取。デフレ対策の関係NC閣僚会議と政治と行政の関係についてのPT設置を決定。終了後、私から人権法案大綱につき記者ブリーフ。
17時、法務省担当者から、司法書士法改正案の説明聴取。8日に閣議決定予定で、簡裁での代理権については、法務大臣による考査合格を要し、事物管轄は価額90万円以下とするそうです。17時半、法務省の法曹記者クラブで、人権法案大綱の説明会見。
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