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3月30日(火) 法務、法務委、常幹、中四国、司法ネット、ハンセン、憲法、多田さん

今日は8時半から1時間強、法務部門会議で、裁判員法案への対応を協議しました。衆議院法務委員会での審議が迫っており、修正を求める事項につき議論しなければならないのですが、ともすれば議論は「そもそも論」に戻り、難航しています。

10時から法務委員会で、日切れ3法案の採決。すべて私が質疑をした法案です。裁判所職員定員法改正案と弁護士法改正案は全会一致で可決。裁判所法改正案は、共産党が修正案を提出しましたが、賛成少数で否決され、原案が、共産党も含む全会一致で可決されました。3案にいずれも付帯決議が付されました。その後、破産法案の趣旨説明を聴取。質疑は次回です。

10時20分、遅れて常任幹事会に出席。年金改革推進本部を、本部長を菅直人代表、事務局長を山岡賢次筆頭副幹事長として、設置することが決定されました。公設秘書制度について、民主党独自の取り組みが決定されました。

私の事務所にインターンで来ていた学生さんが、今日でおしまいのため、記念写真。国会での経験が、人生行路の糧になれば幸いです。12時から1時間弱、中四国ブロック会議。赤松広隆選対委員長も参加していただき、参院選の候補者選定につき協議しました。

13時半から40分ほど、司法制度改革推進本部の担当者から、総合法律支援法案につき、さらに詳細な説明を聞きました。同本部の提出法案は、全部で10本もあり、審議日程はきわめてタイトになっています。15時から、津島雄二議員と、ハンセン病問題につき協議。16時から1時間、民主党憲法調査会第4小委員会で、国会図書館の担当者から、主要各国の地方自治制度につきヒアリング。

デスクワークの後、19時から、中華料理で「多田俊三さんの卒業をお祝いする会」。多田さんは、1977年の社会市民連合立ち上げ以来の仲間で、事務局長役を長く務めてくれました。その後、他の職に転じていたのですが、今回これも退職。私と同年齢ですが、しばらく充電とか。楢崎弥之助さんの名代として、楢崎欣弥さんも駆けつけてくれ、飲むほどに談論風発。夜が更けました。


多田さんの卒業を祝う会
矢野凱也さん 多田俊三さん 江田五月 徳成博さん 羽成芳夫さん 田上等さん
全員で記念写真

2004年3月30日
民主党第293回常任幹事会決定

公設秘書に関する党独自の取り組みについて

幹事長 岡田克也

衆議院議会制度協議会において検討されていた公設秘書制度の改革問題について、各党が合意したことを受け、わが党としては以下の通り取り組むこととする。

  1. 法改正によって公設秘書への採用が禁止される配偶者に加え、わが党独自の措置として、議員本人の三親等以内の親族(直系、傍系の血族および姻族を含む)についても、公設秘書として採用することを禁止する。

  2. 公設秘書のあり方など、より本質的な問題については、衆参両院において検討し、今国会中に結論を得ることをめざし、速やかにわが党の考え方をとりまとめる。

  3. 新法の施行にあわせ、党所属国会議員の公設秘書を対象にアンケート調査およびヒアリングを実施するなど、実態の把握に努めるとともに、適切な制度運用の徹底を図る。また、秘書制度等の運用改善をはかるため、秘書の苦情等を取り扱う窓口を党に設置する。

  4. 昨年7月からわが党独自に実施してきた公設秘書に関する情報開示については、各党申し合わせにより衆参両院において実施されることとなるが、党としては新法の施行にあわせてその内容を更新するとともに、情報開示をさらにすすめ、国会ないし地元に複数の事務所を置いている場合には勤務する事務所名を、またフルタイム勤務でない場合にはその旨をあわせて公開する。

以 上 


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