今日は、7時半過ぎの新幹線で上京。参議院は今週一杯は会議がありませんが、衆議院は年金法案が上程される本会議が予定され、その前の代議士会など緊張した場面が予想されるので、緊急の対応に備えました。
11時半から1時間ほど、何人かの同僚議員と意見交換や打ち合わせ。12時40分からの代議士会を傍聴。岡田幹事長が、年金改革につき与野党協議が始まったことを報告されました。さらに、菅代表の帰国日程が報告され、菅さん自身の年金問題については、帰国後の対応とすることとし、役員会でも、今は一致結束して年金法案の対応にあたるという確認がなされたことが報告されました。心配したような緊張した事態にはなりませんでした。
民主党の与党に対する提案は、(1)年金一元化については、07年に、被用者年金を、議員年金も含めて一元化し、09年に、これと国民年金を一元化する、(2)国会議員の未納防止策と錯誤などによる未納分の追納策を講じる、(3)国会議員の加入実績を公表するというもので、協議開始に伴い、今日の本会議は中止の流れとなりました。
その後も同僚議員と協議。自室に戻り、電話連絡等。テレビ朝日からの要請で、急遽、明朝の番組のためのインタビューに応じました。国会議員が強制加入になった後の年金実績が問われていますが、私の場合は60歳なるまで完納で、すでに25年を越えたので国民年金を受給しています。しかし、私も大臣経験者ですが、菅さんはじめ大臣経験者に、在任中の未納のケースがあまりにも多いので、私の場合はどうかということです。
私の場合も、4月30日の活動日誌に書いたとおり、科学技術庁長官の時代に、国民年金から脱退し、退任後再加入していました。健康保険が国保からから共済に移った際の出来事と思われます。昨年、妻が60歳になり、自分と私の年金の受給手続きをとったら、妻の年金が一時期、3号被保険者となって、その間、国民年金が未納となっており、私も脱退となっていました。どの年金の3号か分からず、関係方面をすべて当たったら、どこでも払っておらず、結局、脱退自体がミスだったと思われるので、その間の2人分の追納をさせていただきました。
|
菅直人代表記者会見 |
|
|
この間の経緯の詳細は、私にもよく分からないのですが、いずれにせよ共済の長期給付が適用除外となっていることについての錯誤が原因です。仮に菅さんのように、パートナーの伸子さんが市の職員に言われて手続きをした場合でも、脱退の意思表示は錯誤で無効と思われます。そして、そのことを知ってからでないと納付は出来ないのですから、2年の期間制限に関わらず、追納できると思います。
17時半から、菅代表の記者会見を傍聴。ご自身の年金問題については、謝罪の上、経過を丁寧に説明し、他人の年金実績について批判したことについては、言い過ぎとの反省の弁もありました。その後、菅さんと歩きながら、短い打ち合わせ。
参考:年金制度改革に関する三党合意