活動日誌 1998年11月〜12月

ホーム総目次1998年目次前へ次へ


東京だより

 波乱続きだった第143回臨時国会は額賀防衛庁長官の問責決議案が憲政史上初めて参議院で可決されるという形で幕を閉じました。この間江田五月は予算委員会で1回金融特で2回、本会議で1回合計4回の質問を行いました。

 閉会後は10月27日〜11月5日まで参議院の代表団としてオランダとハンガリーの国会と交流してきました。

 11月9日〜11月18日は選挙の応援週間。福岡市長選(山崎氏は見事当選)、沖縄県知事選、舞鶴市議選と全国を駆け回りました。11月17日〜19日は総務委員会の国内視察。近畿の行政改革の状況等を見てきました。

 11月27日からは、第144回臨時国会が開幕しました。江田五月は、引き続き予算委員、総務委員会理事、金融特理事として、委員会運営に当たります。予算委員会では、第3次補正予算案、総務委員会では、2期連続たなざらしとなっている重要法案の「情報公開法案」の扱いがポイントとなっています。


11月21日(土) 民主党岡山県連結成アピール集会

action10-w200.jpg (9042 バイト) 「小渕チーム」と「菅チーム」のどちらが国民の信頼を得られるか、の競争が始まっています。バブル崩壊で経済成長優先のあゆみが頓挫し、新しい価値観で新しい歩みを始める時が来ました。歴史の転換期なのです。何としても次の総選挙で、民主党を基軸とする「市民派政権」を作る決意です。


2月9日(水) 参議院予算委員会

 ■江田五月/自自連立は政略なのか

981209-w200.jpg (7849 バイト) 江田議員は「政府は景気を明るく判断しようとしているようだが実態は厳しい。今回の補正予算では不十分であり、本格的恒久減税を今国会で実現すべき」と述べるとともに、銀行の貸し渋り問題に言及。「中小企業の資金調達のために作った信用保証協会の保証制度を銀行が悪用し、これまでの借金返済に充てさせているのではないか」「庶民が困っている時に『千載一遇の機会』と債権を回収するとは、とんでもないこと」と政府の対応をただした。小渕総理は「中小企業が困難な状況を乗り切るための制度が銀行救済になるとは、もってのほか」とし、与謝野通産相は「旧債振替をしたら、信用保証協会は代位弁済を行わないよう厳しく通達する」と答えた。

 次に江田議員は「衆議院で首班指名された小渕チームと、参議院で指名された菅チームのどちらが国民の信頼を獲得するか競争している」として、「小渕チームは自自連立合意をしたが、新たな理念・政策を打ち出して新たな政治をやろうとしているのか、それとも自由党を呑み込んで消化する政略としてやっているのか」と疑問を提示。宮沢蔵相が派閥人事に関連して、野中官房長官が自由党との連立に絡んで、辞任を示唆していることを取り上げ、「ふたりの重要閣僚が信義の問題と言っているが、何の信義か、なぜ信義にもとるのか」と質問した。

 宮沢蔵相は「私の気持ちと公のこととを整理しなければならない」と、野中官房長官は「私は自分の言葉と行動に責任を持つ」と、いずれも抽象的な答弁にとどまったため、江田議員は「分からない。だから国民に『政治家は分からない』と言われる」と嘆いた。

 最後に江田議員は「自自政策合意の中の副大臣制創設には基本的に賛成する。小渕内閣は官僚に答弁をふらないか。昨日、民主党が提出した副大臣・政務官制度創設と政府委員制度廃止法案に賛成するか」と迫った。小渕総理は民主党案については「昨日提出したから賛成しろというのは早急すぎるが、十分検討したい」と述べたが、官僚答弁をなくすことについては「真剣に考えていかなければならない」と答えるにとどまった。

(民主党ホームページ・トピックスより)

詳細は12/09 参議院予算委員会


2月19日(土) 民主党岡山県連結成大会

981219-w200.jpg (9104 バイト)民主党岡山県総支部連合会が結成されました。

代表に江田五月、幹事長に草苅隆幸県議会議員が就任。

県総支部連合会結成大会 経過と活動方針、規約

県連結成にあたって(アピール)

 県民の皆さん!
 私たちは今日、未来を見つめ政治を変えるために、「民主党岡山県連」を結成しました。

 中東はまた火を噴き、内外ともに不安の今ですが、県都岡山市では、福祉でも街づくりでも、二期八年の安宅市政の成果が大きく芽を出し、花を開かせる時が来ています。県下一円、「連合岡山」の皆さんのご努力をはじめ、新しい時代への営みが大きく広がっています。夏の参院選以来、小渕チームと管チームとの「信頼獲得競争」の時代に入りました。「政策」や「信義」の言葉をもて遊びながら、闇の権力闘争に汲々とする「自自」連立では、新しい時代は開けません。

 私たちの求める政治はその対極にあります。「市民へ、市場へ、地方へ」を旗印に、情報公開や地方主権で、市民が自己決定し、有権者が政権選択できる民主主義を確立します。新しい手法で未来への糸口をつかみ、人類の可能性に大輪の花を開かせます。

 岡山には民主党の流れが生きいきと脈打っています。全てのわだかまりを捨て、あらゆる困難を乗り越え、ここに県民の皆さんとともに新しく歩み始めることを誓います。

「もともと地上に道はない。みんなが歩けば道になる。」

 夢を失わず未来を信じ、正義や人道のために献身することを決意している皆さん。民主党は常にあなたの味方です。新しい歴史の創造に対するあなたの参加を心から呼びかけて、県連結成のアピールとします。


活動日誌 1998年11月〜12月

ホーム総目次1998年目次前へ次へ