2005年6月10日 |
江田五月の国会レポート 第36号 |
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岡山トピックス 高井崇志秘書が出馬表明 |
4月24日に行われた衆議院統一補欠選挙では、皆さんに大変お世話になりました。善戦はしましたが、低投票率の中で、自公連立政権の厚い壁を崩す事ができず、二敗という結果になってしまいました。申し訳ありません。今秋にはまた、補欠選挙が行われます。宮城1区は確定で、東京4区でもあるでしょう。なんとしても挽回しなければなりません。是非お力をお貸しください。
さて、今年のGWは暦の関係で比較的長かったですが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか? 江田五月議員も京子夫人と夫婦水入らずで、長崎県五島列島でリフレッシュしてきました。
後半国会の争点は、危機的状況のアジア外交の立て直し、衆参合同会議で取り組んでいる年金改革、旧橋本派などの政治とカネの問題などのはずですが、小泉首相の「郵政民営化」への執着で、与党内でさえ虚々実々の不透明国会となり、その上、早い段階から大幅延長との話が飛び交い、見えにくい展開になってしまいました。民主党は、郵政法案審議の立ち上がりで、審議に応じない戦術を取って反対の態度を明確に際立たせました。最終段階でも、一致結束して取り組まなければなりません。頑張ります。
統一補選は残念な結果でしたが、良い傾向も出てきています。地元岡山では、合併に伴う新市長選挙で、民主党が単独で推薦や応援をした市長さんが、続々と誕生しました。総社市の竹内洋二さん・赤磐市の荒嶋龍一さん・備前市の西岡憲康さんです。新見市の石垣正夫さんは相乗りでしたが、民主党の存在感を示しました。確実に自民党王国の崩壊が始まっています。みなさんの支援のおかげです。
5月24日には、2007年参議院選挙岡山選挙区で高井崇志さんの公認が内定し、すべての国政選挙の選挙区で候補者が揃いました。
東京でも、都議会議員選挙の重要な前哨戦と位置付けられていた小平市長選挙で、社民連時代からの仲間の小林正則さんが激戦を制して初当選。先の西東京市長選挙に続き、民主党が東京都民に着実に認められてきている事を示しました。7月3日投票の東京都議会議員選挙の結果が、今後の民主党の行方を決定的に左右します。現在51名が公認されています。江田五月は民主党本部の都議会議員選挙選対本部長代理です。是非お住まいの地区の民主党公認候補・推薦候補へのお力添えをお願い致します。
特に江田五月事務所では大田区選挙区の「岡崎幸夫」候補を最重点候補としています。岡崎さんは、区議会議員を4期勤めた市民派議員で、社民連時代に田英夫参議院議員や大柴滋夫衆議院議員の片腕でした。江田五月のサポートも誠心誠意、頑張ってくれました。今回は、政治生命を賭けての挑戦です。何としても当選させたいと、江田五月が後援会長となり、全力を上げる決意です。他についても、気軽に東京事務所にご連絡ください。
3月30日に本年の「全国江田五月会 講演会&交流会」が開催されました。参加者は約500人で、会場の赤坂プリンスホテル・ロイヤルホールは熱気に包まれました。第1部の講演会は、おなじみの政治評論家、福岡政行さんに「小泉政権の行方と民主党のあるべき姿」をテーマに講演していただき、その後20分ほど江田五月と本音トークをしました。
全国江田五月会交流会で挨拶 第2部の交流会は、角田義一参議院副議長、仙谷由人政調会長、笹森清連合会長が激励挨拶。菅直人さんの乾杯で和やかに懇親が進みました。魯迅の生家で作られた特別の紹興酒が甕で寄贈され、参加者の好評を博しました。
御礼の挨拶にたった江田五月は、「民主党参議院議員会長として、しっかりと岡田民主党を支え、政権交代実現に全力を上げます。あわせて良識の府としての参議院改革にも、力を尽くします。」と述べ、「知性と教養などと言わず、議員会長として激しく与党と渡り合って欲しい」との辛口の要望も寄せられました。
運営は、インターンシップの学生を始め多くのボランティアスタッフに支えられ、つつがなく終了しました。あわせて、お土産に、医療法人医鍼会様、グローバルフォスター様、園田様に大変なご協力を賜り、皆様にご好評をいただきました。厚く御礼申し上げます。
5月24日にはホテルニューオータニで「民主党大躍進パーティー」が開催され、4000人が参加し大盛況でした。7月投開票の行われる東京都議会議員選挙の立候補予定者のほぼ全員が揃い、勝利に向けて気勢を上げました。
パーティーの連続で、ご無理を申し上げましたが、多くの皆さんに大変なご協力をいただきました。本当にありがとうございました。
「国のかたち研究会」の会員が50名を超え、会費等も多額になってきたため、4月1日に政治団体の届出をしました。国会開会中は、毎週木曜日に昼食を食べながら、多彩な講師を呼んで勉強会も行っています。最近では武村正義元さきがけ代表、渡部恒三前衆議院副議長、山田昌弘東京学芸大学教授、ベンジャミンフルフォード元フォーブスアジア総局長、成田憲彦元首相秘書官、宮台真司首都東京大学准教授などです。併せて、菅直人さんが法政大学の客員教授として「国民主権」というテーマで講義することになったため、憲法勉強会もスタートしました。7月には佐々木毅前東京大学総長を講師に迎えて、合宿も予定されています。
今年の春のインターンシップ生だった曽我部さんが、授業をやり繰りして、毎週月・木に、東京事務所でボランティアアルバイトをしてくれる事になりました。彼女は丸亀市の出身で、現在慶応大学総合政策学部の2年生。主に名簿整理・各種資料整理の任務にあたります。
江田事務所のインターンシップ卒業生には柚木選挙で活躍した福田玄君、菅選挙で活躍した森下泰成君、参議院議員藤本祐司議員の政策秘書をしている釜我亮次君など多くの人材を輩出しています。
元祖インターン生といえば、東京事務所責任者の江田洋一秘書。彼は1983年の江田五月最初の衆議院選挙の時にボランティアで参加。当時岡山大学生だった彼は、履修していた政治学のゼミに特別講師として江田五月を招きました。また、当時吹き荒れていた校内暴力をテーマに、江田五月邸での勉強会を企画。その後その勉強会メンバーを発展させてYMC(YOUNG MAY CLUB)を結成。衆議院選挙トップ当選の原動力の一人となりました。
議員志望のやる気のある学生さんは、いつでも門を開いていますので、ぜひトライしてみてください。
江田五月東京事務所では国会議事堂及び最高裁判所の見学のお手伝いを随時受け付けています。下記の一般コースのほか、タイミングが合えば特別コースが可能な場合もあります。ご遠慮なくどうぞ…。
※国会議事堂
時間 平日8:00〜17:00。(ただし本会議がある場合は、開会時刻1時間前から終了まで見学はできません。) コース 本会議場→御休所→皇族室→中央広間→前庭(所要50分) 申込方法 参観日時、代表者氏名、電話(代表者の携帯番号も)、住所、人数(男女別)、車椅子の要否をご連絡下さい。 その他 小中学生向けに、“特別体験プログラム”が用意されています。10名以上の申し込みで、参加者が議長・委員・大臣などの役割を担当し、委員会・本会議を模擬体験します。 ※最高裁判所
《学校からの見学》 日 時 月・火・木・金 内 容 裁判制度や最高裁建物についての説明、大法廷の見学(50分程度) 申込方法 希望日の2週間前までに広報に電話で予約後(03-3264-8151)、往復はがきにて申し込み。 《個人の見学》 日 時 月〜金の15:00開始 内 容 裁判制度や最高裁建物についての説明、大法廷の見学(50分程度) 申込方法 希望日の2週間前から前日まで電話にて申し込み。(03-3264-8151)
岡山トピックス
《秘書の高井崇志が次期参議院選挙に出馬表明》
高井崇志さん 5月24日、高井崇志秘書が民主党本部より次期参議院選挙(07年予定)の公認に内定し、26日に県政記者クラブで出馬会見をしました。「霞ヶ関で12年勤めたが失望した。政権交代によって、今の霞ヶ関のシステムを変え、地域のことは地域で決める地域主権を実現したい」と出馬の意欲を述べました。また、「3年間岡山県庁に出向したとき、多くの仲間を作ることができた。ここを自分の故郷にしたい」と岡山で出馬する理由について語りました。
プロフィール
北海道函館市生まれ。現在35歳。1993年に東京大学経済学部卒業、郵政省(現総務省)に入省。放送政策課長補佐、岡山県情報政策課長等を経て、2005年1月より江田五月事務所で全県担当秘書として勤務。
2005年6月10日 |